今森光彦が魅せる昆虫・里山の作品から愛用カメラや写真集、ライフスタイルまで知り尽くす

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今森光彦サムネ

昆虫カメラマン、そして里山の写真家として知られる今森光彦さん。

その経歴は知れば知るほど凄いもので、カメラマンとしてだけでなくライフスタイルにも魅力が詰まっています。

30年以上かけて自身の手で造られた「オーレリアンの庭」など、生活の中に写真に映すべきものがあり、そこから素晴らしい写真が世に広がる。

そんな今森光彦さんの凄さが分かるプロフィールから、愛用されているカメラや作品まで知って、もっと写真の素晴らしさを追求してみましょう。

昆虫・里山を愛するカメラマン今森光彦とは

今森光彦

今森 光彦(いまもり みつひこ)1954年64歳 滋賀県大津市出身

近畿大学理工学部土木工学科卒ーコマーシャルフォト勤務ーフリーランス

1989年 第6回アニマ賞を組写真「南米のアリ植物」で受賞

1994年 第10回東川賞新人作家賞受賞・第48回毎日出版文化賞を「世界昆虫記」で受賞

1995年 第20回木村伊兵衛写真賞を「世界昆虫記」「里山物語」で受賞

2007年 第56回学館児童出版文化賞を「おじいちゃんは水のにおいがした」で受賞

2009年 第28回土門拳賞を「昆虫 4億年の旅」で受賞

その他、受賞歴多数

理工学部出身の天才カメラマン

近畿大学

今森光彦さんは近畿大学の理工学部に進み土木のお勉強をしています。

つんく

近畿大学は偏差値65のかなりハイレベルな大学で、卒業生にはつんくさんや、マコトさん、赤井英和さん、精神科の名越康文さんなどがいます。

今森光彦さんは近畿大学で専攻していたのはカメラとはまったく違う土木工学。

土木工学はビルや橋などの建築技術やバリアフリーデザインを学ぶ学問。

「写真家なのに土木?」といわれそうですが違ったジャンルで広く勉強する経験が、かえって良かったのかもしれません。

大学を卒業した今森光彦さんは「もっとマニアックな事を勉強したい」と昆虫カメラマンになることを決意します。

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現代のファーブル、虫が大好きなカメラマン

「昆虫カメラマン」というマニアックな道を選んだ今森光彦さん。

テレビのCMを作る会社に2年勤めて「カメラの基礎」を働きながら学んだあと、1980年にフリーカメラマンとして独立します。

日本だけではなく世界にも羽ばたいた活動をおこない、南米アマゾンに出かけてアリの研究をおこなうなどアクロバティックな行動をしていきます。

フツーの人なら思わず見過ごしてしまうような小さな生き物の命に、堂々と向き合っていけるのが今森光彦さん。

地球からのメッセージを独自のアンテナでキャッチできるすご腕カメラマンです。

テレビの「シニア向け写真講座」で大活躍!

2000年代に入ると今森光彦さんはテレビの世界にも進出していきます。

人見知りのない温和な性格を活かしてEテレの「中高年のためのデジタル塾」ではデジタルカメラのいろはを伝授。

渡辺正行さんを相手に、ときに優しくときに厳しいレクチャーを繰り広げていました。

上の世代のカメラマンさんと言うと寡黙で愛想のない人が多いのですが、今森光彦さんは真逆。

初めて会った人でもスグに打ち解けてしまうフレンドリーさがとっても魅力的です。一度でいいから今森光彦さんのマンツーマンレッスンを受けてみたいですよね。

三大写真賞のうちの2つを受賞している凄腕カメラマン

1954年生まれで64歳と年齢的にカメラの世界ではかなりのプロフェショナルと言えますが、写真の受賞歴もすごいものがあります。

写真集や写真展を対象に優れた成果をあげた新人に送られる「写真界の芥川賞」とも言われる「木村伊兵衛写真賞」

【木村伊兵衛写真賞】の木村伊兵衛が使用したカメラや作品・作風からプロフィールまで知り尽くす!
写真会の芥川賞とも呼ばれる「木村伊兵衛写真賞」自身の名の賞があるカメラを志している人たちの間でレジェンドと呼ばれているのが木村伊兵衛さんです。

社会・人物・自然を対象とする「木村伊兵衛写真賞」と同じく日本の三大写真賞の「土門拳賞」も受賞されています。

あともう一つの三大写真賞と称される「林忠彦賞」も以前はアマチュア写真家のみを対象にしていましたが、現在ではプロカメラマンも対象になっているので、もしかしたら「林忠彦賞」も受賞して凄い偉業を達成されるカメラマンかもしれません。

その他にも多数の受賞歴があり、特に滋賀根付いた写真撮影をされていますので滋賀県文化賞なども受賞されています。

この略歴だけでもカメラマンとしてだけではなく、文化人として世に貢献されていることがわかります。

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今森光彦さんの使用カメラ・レンズと機材など

器用で何でもこなせる今森光彦さん。

大の虫好きカメラマンさんとして異才を放っています。

NHKの写真講座ではデジタルカメラの使い方を教えていましたが、本業ではどんなカメラや機材を使っているのでしょうか?気になるプライベートライフを覗いてみました。

愛用カメラはCanon EOS 5D markII

Canon EOS 5D Mark III

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今森光彦さんの愛用カメラは「Canon EOS 5D markII」という一眼レフカメラです。

デジタル一眼レフのカメラとなっていてデジカメの中ではかなりの高性能カメラ。「Canon EOS 5D markII」はプロカメラマン向けに作られた精密なカメラなので、カメラ初心者にとってはやや扱いが難しい機材かもしれません。

ブレを極限まで抑えてくれる優秀カメラ

ミラー振動制御システム

EOS 5D マークIIの良いところは「ミラー振動制御システム」が付いていることです。

少し難しい業界用語が使われていますが、簡単にまとめるとブレを極限まで抑えた仕様になっているということ。

目には分からない細かな手ブレまでごくごく小さく抑えてくれているので、撮ったときに手ブレ感のないクリアな写真が手に入ります。

カメラの内部に飛行機の部品に使われるようなギアとモーターが使われているのですが、コレがとにかく優秀。

「高級なカメラって、部品ひとつまで本当にすごいんだ!」と感動する内容になっています。

1秒に5コマもサクサク撮れる!

「Canon EOS 5D markII」のもうひとつ凄いのは、1秒に5コマという驚異的な速さで撮影できるということです。

まばたきしているほんの小さな時間にもカシャカシャとシャッターを切ることができます。

このように感度のいいカメラを持っていると、たとえば「新幹線や蒸気機関車など動くモノを撮りたいとき」「ウサギや鳥など小動物を撮りたいとき」にもうまく機能してくれます。

静止画よりも動く被写体を多く撮る…という人には、間違いなくベストなカメラといえそうです。

今森光彦さんのように昆虫を撮ることが大好きな人にとっても、ぴったりのカメラですね。

ヴィンテージ感あふれる1枚が撮れる

ちなみに「Canon EOS 5D markII」では露出をコントロールすることができるので「ぼかしたい写真」「昔っぽく撮りたい1枚」も自由にファインダーに収めることができます。

いつもの風景をパチリと撮ってもとってもレトロヴィンテージに決まるので、持っていると嬉しくなって色々撮影したくなります。

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今森光彦さんの写真集の紹介

今森光彦さんのことを「もっと知りたい」と思ったら写真集を手に入れるのがオススメです。

実際に制作された本を自分の眼で眺めてみると、構図のキメ方・題材の選び方など…色々なテクニックを肌で体感することもできそうです。

今森光彦が見つめるニッポンの里山

今森光彦が見つめるニッポンの里山カレンダー(2019) ([カレンダー])

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2019年版カレンダー形式になっている、今森光彦さんプロデュースの「今森光彦が見つめるニッポンの里山」

1月はあたり一面銀世界の雪景色から始まり、2月は桜と菜の花畑、3月は満開のしだれ桜など…あらゆる「日本の景色」がたっぷり収められています。

花や雪そして山など日本のキレイな自然が美術館のように収められていて見ていると「日本人に生まれて、本当に良かったな~」と感動してしまいます。

こちらの作品の良いところは色彩がクッキリ描かれているということ。

太陽光を上手にいかした撮影テクニックを使っているので「ごまかしのない、ありのままの自然」をダイナミックに感じることができます。

カレンダーの中には、おばあちゃんが背中に載せる木のしょいかごに野花が詰め込まれた素朴な1枚があるのですが、あまりのキレイさと美しさに「写真なの?本物じゃないの?」と分からなくなるほど。

不自然さが一切なく感動します。

今森光彦の心地いい里山暮らし12か月 写真家のアトリエ「オーレリアンの庭」から

今森光彦の心地いい里山暮らし12か月 写真家のアトリエ「オーレリアンの庭」から [ 今森光彦 ]

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今森光彦さんは「切り絵の達人」としての顔

カメラマンとして著名な今森光彦さんですが実は「切り絵の達人」としても有名です。

切り絵の作業

ペーパークラフトと呼ばれる切り絵の世界ではその表現性の高さから「切り絵界のカリスマ」と呼ばれているくらい有名な人。

二足のわらじで頑張っているスゴい人なのです。

そんな今森光彦さんの切り絵アートと写真を交互に眺めることができる、おトクな一冊が今森光彦の心地いい里山暮らし12か月です。

写真集の中には自身のお洒落な住まいも登場していて思わずホノボノ胸が熱くなります。

庭に生えている野草を摘んでナチュラルなブーケを作ったり、ナチュラルな木の廊下には鳥かごを置いたり、どこを取っても絵になる風景ばかり。

「定年退職したら今森光彦さんのように俗世を離れた暮らしをしてもいいな」なんて本気で思える内容になっています。

昆虫記

昆虫記 [ 今森光彦 ]

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今森光彦さんといえば、とにかく昆虫。

グロテスクな虫があまりお好きではない人には「えっ、気持ち悪い!」と飛びあがる内容になっていますが、そうではない人にとっては見ていてタメになる学習辞典風の内容になっているのが「昆虫記」です。

昆虫を撮った作品集は他の人も出していますが今森光彦さんの場合はリアル感がすごい。

カエルが小さな生き物を食べてしまうワンカットなど「美しくない姿」もきちんと収めているのでビックリします。

生き物の偉大さと人間のチッポケさを感じてしまう究極の一冊です。

素晴らしいライフスタイルの今森光彦さん

オーレリアンの庭

昆虫カメラマン、そして里山の美しさを表現し続ける今森光彦さんは、生まれ育った滋賀県の大津市で琵琶湖を臨む田園にアトリエを建てられており、「オーレリアンの庭」と言う美しい庭を30年以上かけて自身の手で造られています。

自身のアトリエが里山にあり、そこには美しい景色と昆虫達がいる。

今森光彦さんの写真は自身のライフスタイルに根付いた、そこで暮らしているからこそ分かる素晴らしさが映し出されているように感じます。

こういった人生を歩まれることを若い時から求められていたのか、近畿大学の専攻で培われた土木の知識も活かされているはずです。

辿ってきた人生の道筋すらも綺麗で追求されているように感じてしまいます。

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