長島有里枝が使うカメラや写真集に家族をテーマに作品のこだわりからプロフィールまで知り尽くす

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長島有里枝サムネ

「家族」にまつわるテーマで多くの作品を作り出している「写真界の異端児」が長島有里枝さん。

 

見た目はとても華奢な雰囲気なのですが、撮った作品はどれも目に焼き付いて離れない秀作ばかり。

 

デビュー作品も家族のヌード写真だったり、強烈な個性を放つ長島有里枝さんってどんな風に経歴からカメラマンになられたんでしょうか。

 

気になる経歴から愛用のカメラや作品に対する考えや写真集まで知り尽くしていきます。

写真家 長島有里枝とは

長島有里枝

長島 有里枝(ながしま ゆりえ) 1973年ー46歳 東京都中野区生まれ

武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒ーアメリカ留学ーCalifornia Institute of the Artsファインアート科写真専攻修士課程修了

 

1993年 urbanart#2展パルコ賞受賞

2000年 第26回木村伊兵衛写真賞を写真集「PASTIME PARADISE」にて受賞

2010年 第26回講談社エッセイ賞を「背中の記憶」にて受賞

 

お嬢さまタイプのカメラマン長島有里枝さん

長島有里枝さんは1973年東京都生まれの女性カメラマンです。

武蔵野美術大学

中野区に実家がありますが高校は埼玉の女子高に進んでいます。そのあと「武蔵野美術大学」に進学してデザインの勉強をおこなっています。

California-Institute-of-the-Arts

「California Institute of the Arts」

大学を卒業したあとは国の推薦を勝ち取ってアメリカに留学し翌年には「California Institute of the Arts」の写真専攻を修了した経歴もあるので、かなりのバイリンガル。

 

ぱっと見美術系の天才としてコツコツとスキルを磨いてきた、そんな印象があります。

受賞歴には「木村伊兵衛写真賞」も

長島有里枝さんは1993年にパルコの写真賞を受賞。

【木村伊兵衛写真賞】の木村伊兵衛が使用したカメラや作品・作風からプロフィールまで知り尽くす!
写真会の芥川賞とも呼ばれる「木村伊兵衛写真賞」自身の名の賞があるカメラを志している人たちの間でレジェンドと呼ばれているのが木村伊兵衛さんです。

その後も写真界の芥川賞と呼ばれている「木村伊兵衛写真賞」を受賞しています。

 

講談社のエッセイ賞も受賞しているので、カメラマンとしてだけではなくエッセイスト&文筆家としての一面もあります。

 

色々なことを多彩にこなすことができる麗しのお嬢さまなのです。

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「家族」をテーマにした家庭的な写真家さん

どこか気品があって可愛らしい長島有里枝さん。

長島有里枝家族写真

出典:美術手帖

デビュー作の写真はなんと家族のヌード。

 

ヌードといっても、ちっともイヤらしくない「ピュアで穢れのない作品」になっています。

元夫はアクション監督の南辻史人

元夫

また長島有里枝さんは波乱万丈な生涯を歩んでいる方で「南辻史人」さんという監督さんと一度結婚をされています。

「not six」

現在は色々ワケあって離婚していますが、結婚しているときは2人のプライベートを収めた写真集を発表。かなりの話題を集めました。

 

フォトグラファーさんの中には「自分の私生活を、ひとつの布で完ぺきに覆い隠してしまう人」も少なからずいるのですが、長島有里枝さんはそうでは無いタイプの人。

 

あっけらかんと自分の私生活や家族について、つまびらかに公開している人です。

 

以前どうして自分の家族を題材にするのか尋ねられたところ「プロのモデルを雇う、お金がなかったから」と答えていた長島有里枝さん。

 

ややつっけんどんな回答ですが、今思うと「一種の照れ隠し」なんじゃないかな…?とも思えます。

 

本当は夫や親・兄弟のことがとっても大好きな、愛情あふれる写真家さんなのではないでしょうか。

 

これから年を重ねていくにつれて長島有里枝さんがどんな「家族をテーマにした写真」を魅せてくれるのかとても楽しみです。

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長島有里枝さんが使うカメラ

ほわわんとした優しい写真が多い長島有里枝さんの作品。

 

フィルターを眺めている優しい眼差しが、そのまま伝わってくる官能的な1枚が多くなっています。

 

優美で美しい長島有里枝さんの写真は、どんな機材から生まれているのでしょうか。

愛用カメラはCONTAX Aria

コンタックス CONTAX ARIA ボディ【中古カメラ フィルム一眼】

長島有里枝さんの愛用カメラは蜷川実花さんも愛用している「CONTAX Aria」です。

 

フィルム一眼レフカメラなのですが、どういう訳か愛用者は男性より女性の方が多くなっています。

 

どことなく線が細い印象のカメラになっているので、肩から下げていても何となくオシャレ、軽快で軽やかな雰囲気をまとっています。

 

ファッショナブルなカメラが欲しい人には「CONTAX Aria」はしっくりくる1台だと思います。

ドライな質感がキレイに撮れる

contax-aria

「CONTAX Aria」の優れているポイントは、やや乾いた質感の写真が上手に撮れるということです。

 

色あせたセピア系の写真が簡単に楽しめるので「温もりのある写真が撮りたい人」「蜷川実花さん風の都会モダンな写真が撮りたい人」に向いているカメラです。

 

長島有里枝さんのようなプロが愛用していることを考えても、クオリティの高さは秀逸。

 

道ばたに咲いている小さな花をパチッと撮影しても「イイ感じの写真」にまとめあげてくれるセンスの良さがあります。

 

中古市場では人気がとても高く、プライスは高めですがやや奮発しても決して損をしない1台になっています。

ガーリーフォトが簡単に撮れる

ガーリーフォト

「CONTAX Aria」のもうひとつの良い点は、ガーリーフォトが簡単に撮影できちゃうということ。

 

柔らかくぼかしを入れた表情ある写真が撮れるので、流行りのテイストを簡単に自分のものにすることができます。

 

風景やポートレート写真をよく撮る人にとって、この機能はとっても助かります。

「機材はお金じゃない」が長島有里枝流

カメラや機材には並々ならぬ情熱を注いでいそうな長島有里枝さんですが、実はカメラや機材には「あまりお金をかけたくない派」

 

「お金をかけたからと言って優れた写真は撮れない」とあるインタビューで答えていました。

 

たしかにどんなに一流の機材を持っていても、それを操る人の瞳が曇っていたら「せっかくの宝ものも台無し」になってしまいます。

 

いい写真を撮るためにはまずは「自分のセンスと心を磨くことも大事なんだな~」と思わせてくれるひと言。

 

良い機材をそろえたら、それに見合う自分になることも大切なのかもしれません。

 

何歳になっても難しい自分磨き…心やセンスを磨くことって、簡単そうに見えてとっても難しいものです。

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長島有里枝さんの写真集

売れっ子カメラマンの長島有里枝さん。

 

もっと近づいてみたいな…と思ったら、彼女の作品集を手元に仕入れてみるのもオススメです。

 

気持ちを成長させてくれる一冊にきっと出会えると思いますよ。

eatlip gift

「食べることはお喋りすること…」そんなメッセージを届けてくれるのが「eat」「lip」をもじったこちらの写真集「eatlip gift」です。

 

料理本のような仕掛けになっていて、お洒落なレシピと長島有里枝さんのイマジネーション豊かな写真が同時に楽しめる一冊になっています。

 

田舎の友達のキッチンを訪れて贅沢な料理に舌鼓をうっている雰囲気。

 

ナチュラルで楽しい時間がページをめくっているだけで向こうから遊びに来てくれます。

 

料理したことのある人も、料理したことのない人も、どちらもホッと胸が温かくなるそんなステキな写真集です。

SWISS

長島有里枝さんのお得意の「ファミリー」をテーマにした作品集「SWISS」

 

おじいさんの遺品にインスパイアされた写真が沢山収められていて、見ていてどこかぐっとくる切ない物語になっています。

 

ただ単に「写真だけを並べた本」ではなく「メモ書きや航空券のチケット」も時おりぴょんと挟み込まれていて、ページを捲るたびに新しい発見が訪れてくれるステキな内容になっています。

 

見ているとおじいちゃん・おばあちゃんに会いたくなる、家族の絆を感じさせてくれる作品。長島有里枝さんの温かさが、素直に表れている一冊です。

Pastime paradise

長島有里枝さんのセルフポートレート写真もこっそり入っている、どこか甘酸っぱい作品集が「Pastime paradise」です。

Pastime-paradise

ほんわか系の写真よりも、やや不良めいた鋭い眼差しの写真が多く、見ていてドキドキさせられる内容になっています。

 

どうしてこんなに切なく感じてしまうのか考えてみたところ、恐らく「写真に目力があるから」というのがその理由。

 

ストレートな瞳を見ていると「こっちの嘘も見透かされているのではないか…」という変なぞわぞわ感を感じてしまいます。

 

ちょっぴり怖いけれども、また不思議と見たくなる。

味わい豊かな一冊です。

家族

バンビのイラストがトップに刻まれていて、どことなく可愛らしい写真になっている「家族」

 

こちらの作品もテーマは「家族」になっていて、見ていると温かく優しい気持ちになれる作品ばかり。

 

いっつも家族と仲良くできる人も、いっつも家族とケンカばかりしてしまう反抗期真っ只中の人も、どちらにも不思議とぴたりとはまる内容になっています。

 

穏やかで温もりあふれる作品が多いため、見ていてとても癒されます。

ガーリーフォトの代表的な写真家 長島有里枝さん

1990年の中頃にかけて女性カメラマンが台頭するムーブメントが起こり、それがのちの「ガーリーフォト」と呼ばれるようになりましたが、その中でも代表的な写真家なのが「蜷川実花」「HIROMIX」そして「長島有里枝」さんです。

蜷川実花が使うカメラ・機材や写真集に映画作品からプロフィールまで知り尽くす
映画監督も務めた蜷川実花さんは幅広い世代に人気のある写真家です。 目を奪われるほどの華やかで色鮮やかな蜷川実花さんの作品は特に女性ファンが多くいます。
“HIROMIX” の検索結果 | 一眼フォト
一眼レフ・ミラーレスカメラのおすすめ情報から撮影テクニックやフォトグラファーまで気になるあれこれをまとめたブログ

御三家とも呼ばれるこの三人の女性カメラマンは現在でもみなさんそれぞれが活躍されています。

 

ただ「ガーリーフォト」と呼ばれ一括りにされた「女性の写真」ですが、今ではそんなくくりでは表せない写真たちがたくさんあります。

 

長島有里枝さんの写真は「家族」をテーマに温かさのある写真の中にも「戦っているような力強さ」があります。

 

「可愛い」「おしゃれ」では言い表せない、もっと色んなものが混じり合った深さを感じます。今後も目が離させない、そんな女性カメラマンが長島有里枝です。

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