クレイジージャーニーでお馴染みの佐藤健寿さん。
私が廃墟に興味をもつようになったのもクレイジージャニーで佐藤さんが行く「奇界遺産」な場所に魅せられて、あんな世界の果ての摩訶不思議な世界は撮影できなくても、日常にはないどこかを撮ってみたいと強く思うようになったきっかけでもあります。
そんなクレイジージャニーで独特の何も無関心な表情をしつつ「奇界遺産」なところにどんどん行く佐藤健寿さんについて掘り下げて見ようと思います。
この記事の目次
フォトグラファー佐藤健寿とは
佐藤健寿(さとう けんじ)1978年ー39歳
武蔵野美術大学卒
大学卒業後にアメリカに渡り、アメリカにいた時に立ち上げたサイト「X51.ORG」というオカルトを扱うサイトで当時からすごい人気で、テレビなどで扱う情報元がこのサイトだったりすることが多かったそうです。
なので、メディアに登場して私なんか知るような有名人弟子が、元々はコアなファンが多いディープな世界の方なんだと思います。
またその当時運営されていた「X51.ORG」のサイトの名の由来は、飛来したUFOを運び込んでいるとか色んないわくのある「エリア51」や、超常現象などに対して否定派・肯定派の両極端ではなく、「フィフティーフィフティーだけれども51%くらいは信じてる」など色んな意味が含まれているそうです。
そして何と言っても佐藤健寿さんの代名詞といえば「奇界遺産」
世界遺産に対して、奇怪だけどどこにもない普遍的な遺産に残るような不可思議なスポットや地域、宗教や習慣までありとあらゆる世界の奇怪を撮影していることが有名です。
書籍としても2冊出版されており、この価格帯の写真集としては異例の売り上げを記録しいるそうです。
私も買おうか結構迷っているうちにほとんど読んでしまったので、一旦は物欲が治まったものの、お金に余裕ができたら改めて買いたいと思っております。
佐藤健寿さんが愛用するカメラ
そんな佐藤健寿さんですが、世界のあらゆる場所で色んな条件の中で撮影するカメラはどんなものを使っているのでしょうか。
Canon EOS 1D X Mark II
キャノンのフラッグシップモデル1D-X !
さすがはプロのフォトグラファー、間違いないものを選んでいます。クレイジージャーニーなどで撮影する姿が映っている時は1D Xをよく使っている印象があります。
実際1D Xは使用頻度が高いそうでソツなく安定して撮影できるためストレートな表現の場合はこちらを使うそう。
「奇界遺産」はそもそもその場所や風景が異端なので、忠実に表現するために1D Xで撮影しているような気がすます。
レンズについてはあまり触れられていることがないのでなんともいえませんが、キャノンの大三元レンズを使用している感じなのですかね?
LEICA MP
出ましたライカ!
ライカは雑誌や味のある写真を撮影する時に使うそうです。
なので1DXとはまったく別の用途として使い分けされている感じですかね。あんまりクレイジージャーニーで見ている時には使っているシーンを見たことがないように感じますので、雰囲気重視でオフショットぽいものとか「奇界遺産」の感じとはまた違う感じの写真になっておるんですかね?
それにしてもライカ、羨ましい。。
もちろん色んな仕事を経てプロとしてライカをお持ちだとは思うんですが、ライカを使って仕事をしてるってのは、なんとも憧れてしまいます。
そもそも、ライカの値段が高すぎてレンジファイダーカメラがどんな感じで撮影するものなのかさえ実際にはよくわかっていませんし。。理屈はわかってよくネットなどの情報も見るんですが、実物を実際に触れる日はいつか来るものなのか、、頑張ってお金を貯めよう。
SONY α7RⅡ
ソニーα7Rⅱは以外な感じがしましたが理由を聞くと納得でした。
佐藤さんはカメラ自体にもマニアックなようでソニーα7Rⅱにはライカのレンズをつけて使用していたりするそうです。
ソニーはミラーレス一眼で唯一のフルサイズであり、一眼レフでは出来ない他メーカーのレンズをアダプターさえあれば大半が使えるように出来る利点があります。カメラ自体にも詳しい佐藤さんだからこそ応用の利くソニーα7Rⅱを使用しているようです。
特に上二つのキャノンとライカに何かあってもサブでα7Rⅱを持っていくことでレンズを付け替えて使用することが可能なので、すごい理にかなった組み合わせのこの3機がメインのカメラのようです。
SONY α7RⅢ
ただ少し前に発売されたソニーα7Rⅲのサイトのスペシャルコンテンツに佐藤健寿さんも載っておられるので、もしかしたら現在はsony α7Rⅲを使用しているかもしれません。
他の記事で書きましたが「CP+2019」のイベントに伴い「α7RⅢと巡る真冬の中央アジア・奇界遺産の旅」の撮影には「SONY α7RⅢ」を使用されていました。
それ以外にも
Leica SL (Typ 601) Full-Frame Mirrorless Digital Camera
PLAUBEL プラウベル 69W PROSHIFT プロシフト SUPERWIDE スーパーワイド
などもあるそうです。
佐藤さんの愛用カメラはこんな感じのラインアップになっています。
これ本体だけですでにすごい金額がいっているように思うのは気のせいでしょうか。ここにレンズの金額も入ってくると悠に何百万かはかかってると思います。それが職業だからといえば元も子もないのですが流石と言わざるを得ないです。
佐藤健寿・愛用のバック・服のブランドは
他にもまだまだ気になる佐藤健寿さんのこと、続いては愛用バックや服のブランドについて。
DOMKE ドンケ ショルダーバッグ F-2
DONKEというカメラバックブランドのバックを愛用しているそうです。
DONKEは「体に良く馴染んで、必要ならばバッグを下げたまま走り出すことが出来る」をコンセプトに設計されているタフなバックで、険しい道や場所にも向かう佐藤さんにとって大事なカメラを入れるバックとしてはうってつけなのだろうと思います。
RIMOWA リモワ TOPAS トパス BUSINESS 40
また海外にいく機会が多くカメラだけでなく旅行に必要なものも積み込めて出し入れが簡単、機内持ち込みも可能なことからリモワのパイロットケースを愛用されているみたいです。
見た目もかっこよくていいなと思い、ちょっと欲しくなったのですが値段を見て愕然としました。うーん高すぎる。。
THE NORTH FACE Grace Triclimate Jacket
寒い地域に行かれるときによくノースフェイスのジャケットのブラックをきているのが印象的です。防寒対策はバッチリとしながらもオシャレさもあって落ち着いた雰囲気によく似合っています。
Ray-Ban レイバン サングラス
ほとんどがレイバンのメガネかサングラスをつけているようです。
ノースフェイスのジャケットにレイバンをかけて髪を縛ると一気に佐藤さんぽくなるのでやりすぎには注意が必要そうです(笑)
DANNER 30440 DANNER LIGHT ブーツ
靴はダナーが良いそう。
理由は山からレストランまでどちらでもいけるからだそうです。確かに海外で色んな靴に履き替えるのは手間というか持っていけないし、どんなシーンにも対応出来るのは手荷物をなるべく減らすためにもいいですもんね。
まぁ、ダナーなら山に限らずオシャレで普段履きしてる人もちらほらいるので納得のピックアップですが、ダナーも結構お値段するんですよね。。
佐藤さんってカメラもそうですが、服装に関しても佐藤さんらしさが滲み出てていいですよね。
最近ではポールスミスが提案する「The Essential Edit」にアイコンとして佐藤健寿さんが出演されていて、服装やライフスタイルにも注目が集まっているのがわかります。
佐藤健寿・愛用のガジェットは
おそらく最近使っているドローンはこちらのものじゃないかと思います。
以前はもっと大きいものを使用されていましたが、クレイジージャーニーである時から小型のドローンで撮影されていて、形状などを調べるとこちらであっていると思います。
最近ではドローンも色んな種類があっていざ買おうと思うと悩んでしまいますが、佐藤さんのような第一線で活躍している方が使うモデルだとなんか安心感が湧いてきます。価格は15万ほどなので、カメラと同じ感覚で見るとそこまで高いものではないので頑張れば手が届く範囲。
ちょっと狙いたくなるアイテムです。
何十カ国も行く佐藤さんだからこそ、どの国にいっても電波によってすぐに時間が合うG-SHOCKが愛用で使っているようです。さらに時計自体もタフなので、佐藤さんのためにあるような時計かもしれませんね。
私なんかは時計はあまりデジタルは好みではないのですが、こういった自分の用途にピッタリと合った機能美で選ぶのは格好いいなと思います。自分には自分に根ざすセンスはまだないので、そういった自分に合うものが選べるような人になって行きたいです!
佐藤健寿さんのHP・SNS・インスタ
オフィシャルサイト
オカルトニュースサイト
現在のオフィシャルサイトは佐藤健寿さんの代名詞とも呼べる奇界遺産の名で運営されていますが、元々クレイジージャーニーで紹介される前から、オカルト関連の情報扱うウェブサイトを運営されており、その界隈の人たちからは超有名人でした。
そのウェブサイトの名前がエリア51からオマージュされていると思うのですが「X51.ORG」
どうやらそこで扱うオカルトの情報がテレビなどの企画のネタ元になったりすることが多くなり、その後は更新がストップしています。
そんな経緯もありインスタやTwitterでは「x51」の名にされているのだと思います。
それにしてもインスタではフォロワー数が80万超える人気っぷり!
さすがです。
結婚はしているのか?
結婚されてお子さんもいるようです。
佐藤さんはインスタグラムをされているので私もフォローして見ているのですが、以前の写真に奥さんとお子さんの写真が載っていました。
綺麗な奥さんと可愛らしいお子さんで、国内外を飛び回る仕事に理解のあるパートナーがいて公私共に充実した生活を送られているように感じられました。
やっぱり魅力ある方には、それに合うパートナーに巡り会うもの何ですかね。
、、、羨ましい。
佐藤健寿さんの写真展に行ってみた
その時の写真は撮ってないので文章だけで残念なのですが、以前の大阪梅田のハービスで「特別企画展 Quest of Curiosity 〜好奇心の冒険〜」で「奇界遺産」の世界をじっくり見たことがあるのですが(2016年10月の期間)、休みがとれた2日のうちの片っぽの方で見に行ったのですが、実はもう一方の日にトークショーをされていて「しまったー生佐藤健寿が見れたのに」と自分の運のなさ、もっと調べておけばよかったとショックを受けたことがあります。
写真展はとてもよくて、見にいけたそれ自体にはもちろん満足していますが。
また今度、大阪などで写真展などが開催された時はぜひ行きたいと思っています。
佐藤健寿まとめ
佐藤健寿さんは調べれば調べるほど、センスのブレない自分の好みスタンス・スタイルがはっきりした方だなといった印象を受けました。
それでもドローンなどのガジェットはより今の自分に使いやすいような小型だったりどんどん新しいものも取り入れて、ライフスタイルの表現などもうまくブランドと打ち出していて格好いいって気持ちが強くなりました。
やっぱり有名な方はそれ相応に色んな魅力を持っていて憧れます!
今後も気になるフォトグラファーの方は調べて行こうと思います。