
独特の世界観で微笑ましい写真と、綺麗な見た目にお喋りもうまくそのキャラクターからメディアへの露出も多い梅佳代さん。
ちょっと気になることが多すぎて知りたいことだらけですが、あの独特の写真を生み出すための愛用カメラから写真集、私生活まで知り尽くしタイト思います!
この記事の目次
カメラマン 梅佳代とは(プロフィール)
梅 佳代(うめ かよ)1981年3月24日38歳 石川県鳳珠郡能登町出身
日本写真映像専門学校卒ーフリーランス
2000年 写真新世にて「男子」で佳作を受賞
2001年 写真新世にて「女子中学生」で佳作を受賞
2007年 第32回木村伊兵衛写真賞を「うめめ」にて受賞
独学で写真新世紀で佳作を受賞する才能
背伸びしない写真家として話題の梅佳代さん。
梅佳代さんは1981年3月生まれの女性カメラマンです。
石川県に生まれていて高校も地元の学校に進学。
高校を卒業したあとは、数年フリーターとして生活をしていたようです。
この自由で気ままな生活の間に受賞したのがキャノンが主催する写真新世紀の佳作。
誰かの弟子になっていた訳でもないので、独学と自力で写真の賞を獲得したようです。持って生まれた才能が光っている人…梅佳代さんには、そんなイメージがありますね。
その後、梅佳代さんは「日本写真映像専門学校」に入ってカメラの知識を増やしています。
卒業した後は美術雑誌のお仕事をしたり、個展を開催したりアーティストとしての幅を広げた活動をおこなっています。
「情熱大陸」や「徹子の部屋」にも出演した話題の人
2000年代に入ると梅佳代さんの話題は瞬く間にお茶の間へ。
「情熱大陸」やNHKの「トップランナー」「スタジオパーク」でその経歴が紹介されるようになります。
2010年には「徹子の部屋」にお邪魔して、色々なトークを繰り広げているので「おしゃべりが得意な人」というイメージもありますね。
梅佳代さんを見たことがある人は分かるかと思いますが、梅佳代さんって京都の舞妓さんのような上品な雰囲気を持っている和美人。
透き通った白い肌とスリムなバディで、見た目の印象もとってもキレイです。あちこちのテレビ局が放っておかないのも…頷けますよね。
私生活では嵐の大ファン
ちなみに梅佳代さんは嵐の大ファンです。
大野君と親交があって、とあるトーク番組に出演したときに大野君から直筆のファックスが届いていたこともあります。
「ARASHI COOK BOOK」
ジャニーズ好きが高じて「嵐のカレンダー写真」を梅佳代さんが手がけていたことも。
フルーツの果物と一緒のセッションが多かったのですが、この時の梅佳代さんはテンションもMAX状態に。
「弾けすぎて記憶がぶっ飛ぶかと思った」と話していました。
たしかに自分が大好きなアイドルが目の前にいたら、どんな女性でも仕事を忘れて飛び上がりたくなるもの。
撮影スタジオでの梅佳代さんの様子を想像するだけで何だか可笑しくなってしまいますね。キュートで可愛い、今どき女子なのが梅佳代さんなのです。
梅佳代さんの使用カメラ・レンズと機材など
思わずぷぷぷと笑ってしまうユーモラスな家族写真が多い梅佳代さん。
仕事ではどんなカメラや機材を使っているのか気になりますよね。
梅佳代の使用機材について、調べてみました。
愛用カメラはCanon EOS 5
梅佳代さんのお気に入りマイカメラは「Canon EOS 5」です。
35ミリのフィルム一眼レフカメラです。
値段は17万円前後で売られているもの。プロだけではなくアマチュアカメラマンもよく持っているカメラなので、どこか親近感が湧いてきますね。
世界初のオートフォーカス機能搭載カメラ
こちらのカメラの凄いところは世界初のオートフォーカスが搭載されたフィルムカメラだと言うこと。
なんとこのシステムを開発したのはキャノンが初だったんですね。
焦点が合う写真って、簡単そうに見えてなかなか難しいもの。
恋人や家族など知っている人の写真を上手に撮ろうと思えば思うほど、力み過ぎてピントが合わないことがあります。
サブカメラはCanon EOS Kiss Digital X
キャノン好きとして知られる梅佳代さん。
キャノン絡みの仕事をすることも多く、とある時期に仕事の一環で扱っていたのが「Canon EOS Kiss Digital X」です。
1050万画素も画素数があるスーパーデジタルカメラ。
海外進出も睨んでいるカメラで、日本語や英語のほかにも、スペインやフィンランド・ドイツ語など15カ国語の言語設定ができるお利口さんのカメラです。
デジタルカメラですがフィルムカメラと大きく違う点は「撮った写真をその場でチェックできる」こと。
梅佳代さんの場合撮影した写真はその場で確認しているそうです。
そして「やばい、失敗した」と思うアングルがあっても「決して消さない」というのが梅佳代流。
失敗したと思っている写真も「後から振り返ると成功写真に変わる可能性がある」と考えているのだそうです。
デジタルカメラを持っていると、ついつい失敗フォトは消して成功フォトのみ残しておきたくなるもの。キレイな写真のみでホリを固めておこうとします。
そうではなく「時間が経ったあと、もう一度見直してみる」と失敗写真がイイ写真に思えてくることもあります。
失敗は成功の母…良い写真を撮るためには、失敗フォトを残しておくことがイチバンの近道なのかもしれません。
梅佳代さんの写真集
お茶目で可愛い女性写真家・梅佳代さん。
彼女の素顔に迫れる写真集を集めてみました。
うめめ
梅佳代さんが一気に有名になったのが、こちらの写真集「うめめ」です。
第32回の木村伊兵衛賞を受賞した作品集になっていてテーマは「大人子ども」
背伸びしているのにどこか成長しきれていない、あどけないお子さんの写真が多く掲載されています。
日常をテーマにしている作品のため、誰もが一度は感じたことのある「笑い・ボケ・ツッコミ」が随所に感じられる作品になっています。
芝生の青さや雪の白さなど…「自然の色ってホントに綺麗なんだな~」と感じさせる作品が多く掲載されています。
温もりある写真に触れてみたい方におすすめです。
写真集としては異例の12万部も売り上げているヒット作なので、一度は手に取ってみたいですね。
男子
ファンの間では「うめかよ」のニックネームで親しまれている梅佳代さん。
そんなうめかよワールド全開なのが、こちらの写真集「男子」です。
ちびまる子ちゃんの世界をデジタル写真に落とし込んだような、奇妙奇天烈な世界観があふれています。
小学校をずい分前に卒業した人も興味をもちながら楽しめる作品集。
おバカなのにどこか憎めない、小学生男子の日常ライフが微笑ましく描かれています。
写真集の中には梅佳代さんのメッセージが掲載されています。
「男子は馬鹿で無敵で、かっこいいです」…確かにそうですよね、だからこそ憎めないのかも…。こちらの写真集も4万部売れている、今のご時世には珍しい作品です。
ウメップ
老人会のおばあちゃんたち、髪の毛を洗っている理髪店のおじいちゃん、バーベキューを楽しむ子どもたち。
日本の田舎の良いところを宝石箱のように集めているのが写真集「ウメップ」です。
どれもかしこも可愛らしく、微笑ましい。
この写真集を見ていると怒っている気持ちやイライラしている気持ち、憂鬱な気持ちがどこかに吹き飛んでしまいます。
「人」に対して、とにかく優しい梅佳代さん。
題材の見つけ方がとても上手なので「テーマが思い浮かばない」と悩んでいる方のヒントになるような一冊になっています。
じいちゃんさま
タイトルを見ただけでテーマが思い浮かぶこちらの作品集「じいちゃんさま」
縁側に家族みんなでニコニコ座っている写真がメインになっていて「知らない人なのに、どこか愛おしい」不思議な気持ちに浸ることができます。
核家族が増えてきた日本ですが見ているだけで「家族っていいよな~」「親戚付き合いって悪くないよな~」と思わせてくれる作品になっています。
現在はご結婚されてお子さんがいる模様
結婚相手などは明かされていないものの、雑誌「SWITCH」や「ほぼ日刊イトイ新聞」の中で出産・お母さんになったことが記されています。
「出産からの長い休養を経て戻ってきた」とのことなので、1年くらいは育児で休養されていたのかもしれませんね。
2019年のはじめくらいから本格的に再始動されて、1月の後半には「今ぞ、梅佳代展」も開催されていたので、これからが楽しみですね!
出産されたことで「うめかよワールド」もさらなる新境地が見れるかもしれません。