第一線で活躍し続ける美人風景写真家の米美知子さん。
カメラ雑誌にも多く掲載されていることから、その風景写真を目にしている方が沢山いるかと思います。
そんな米美知子さんが愛用しているカメラは勿論、気になる機材やプロフィールまでリサーチしました!
この記事の目次
風景写真家 米美知子とは(プロフィール)
米 美知子(よね みちこ) 1967年ー 51歳 東京都出身
エレクトーン講師ーフリーランスー米美知子 写真教室 主催ーペンタックスファミリー・キャノンEOS学園講師
2002年月刊誌「日本フォトコンテスト」(現在は「フォトコン」)ネイチャーフォトの部 月齢年度賞 第5位
2003年 同紙「日本フォトコンテスト」ネイチャーフォト部門で月例年度賞1位を最年少受賞
(社)日本写真家協会JPS
(社)日本写真協会会員PSJ
米美知子さんは元々はエレクトーン講師をされていましたが 友人との旅行中に触れた一眼レフに魅了され1996年に独学で写真を始められます。
2001年にネイチャー系フォトコンテストに応募を開始し、アマチュア時代から全国規模の様々な賞を受賞されます。
2004年にY-ONE-PHOTO 米美知子写真事務所を開設し、同年「第12回前田真三賞」を女性として初めて受賞されました。
その後も現在まで ご自身の写真展や写真集の出版のほかに写真誌の連載や書籍カバー、企業パンフレット、CDジャケットなどへの作品提供や執筆に加え、各地での講演やスライド&トークショーなど精力的に活動される傍ら県展や企業主催コンテスト、写真雑誌の月例などの審査員も多数こなされています。
そして写真教室講師としてもとても優秀で、フォトコンツアーという米氏との風景撮影旅行なども行われているそうです。
2008年~2015年にはBS放送にて様々な写真家たちを追ったドキュメンタリーにも出演され、その撮影技法や被写体への愛などを見ることができます。
公式サイトのダイアリーでは、とてもお忙しい日常や撮影裏話そして食事など美しい自然を切り取り見せてくださる米氏の可愛らしい一面を見せてくれています。
紅葉の時期や冬の北海道などに行ってらっしゃったり、台風やクマなどの天候や動物とのアクシデントなども生き生きと書いてらっしゃいます。
ゴルフやスポーツ観戦もお好きでよく同ダイアリーにて各スポーツの世界大会やオリンピックなど話題にされています。
2017年2月のダイアリーにて米さんの創作の原点とも言える書き込みがありました。
それは、作家 佐藤さとるさんの訃報に触れたもので幼いころ読まれた同氏著コロボックル物語「誰も知らない小さな国」に影響されいつか物語に出てきた小さな泉を見つけたいというものでした。
米美知子さんは、テレビ番組のインタビューなどで人間には作れない色形、生命感、フォルム、デザイン性を切り取り目の前に広がる景色の中にある宝物を見つけるということをおっしゃっています。
神様の作り出した一期一会の風景を逃さぬよう気になるところには行ってみる。
そして人間にはどうしようもない自然の前での自然体な姿なども米美知子さんの魅力だと思います。
美人な米美知子さんは結婚しているのか?
女性プロカメラマンの中でもかなり美人な米美知子さん。
てっきり結婚はされているものだと思っていたのですが、そういった情報は全くでてこないんですよね。
おそらく独身かと思われます。
確かに今までの活動を見てもずっと多忙を極められている方なので、情熱の全ては写真に傾けられているのかもしれません。
ここまでカメラに向かわれている米美知子さんを振り向かせられる方がいたら、よほどの方かもしれませんね。
米美知子さんが使用するカメラ・機材
あまり機材については多くを語らない米美知子さんですが(キャノンの新作などのレビューとは別に)2008年のご自身の書籍「米美知子の素敵なタイトルの付け方」にて自身愛用の機材について語っています。
フィルムカメラはPENTAX 645
その当時はフィルム、デジタルと使用されていたようでフィルムカメラについては、アマチュア時代から「PENTAX 645」を使用されサブも含め数台お持ちのようです。
レンズについては、PENTAX 645用に35㎜・45-85㎜・80-160㎜・150-300㎜ 広角から望遠まで各種と120㎜マクロもお持ちだそうです。
そしてデジタルカメラですが、こちらも幅広くお持ちのようで
Canon EOS 5D markⅢ
Canon EOS 6D
Canon EOS 5DS R
その他サブとして「Canon EOS 7D」などのAPS-Cタイプのカメラも使用され、被写体によって使い分けてらっしゃるそうです。
レンズについて
Canon EF16-35mm F2.8 L III USM
Canon EF24-105mm F4L IS USM
Canon EF70-200mm F2.8L IS III USM
フィルターはPLフィルターとハーフNDフィルターを愛用されているようです。
米美知子監修・GANREFオリジナル『真剣勝負バックパック』
またカメラバックに関しては、ネイチャーフォトグラファーとしてタフな環境で、多くの機材を運ばなければならないことから自身が監修をされた「GANREF真剣勝負バックパック」を使用されています。
約1年に渡る実地テストと修正を経て完成した「GANREF真剣勝負バックパック」は、直販サイトで限定200個で販売されています。
さすがプロ仕様のバックパックで、収納できるカメラ・レンズの量が半端ないです。
その他、止水ジッパーや防水・撥水素材を採用されており、カバンの上部には三脚が固定できるなど、商品名「GANREF真剣勝負バックパック」に相応しいスペックです。
愛用車は三菱 デリカ
山や谷など交通機関ではなかなか行くことの出来ない場所にも行くことの多い米美知子さんにとって、車は大事な相棒。
そんな相棒は三菱のデリカで「ゴン太くん」の呼ばれています。
今までからずっと三菱のデリカを愛用されているようで、2017年に全く同型のデリカに買い替えられたことも報告されています。
遮光カーテンをひき車内に女性がいるように思わせないようにし車中泊されているそうです。
米美知子さんのオフィシャルサイト
見ていただくとわかるのですが、HPの作りが結構古い(笑)
SNSなどは全くされていないので、あまりネット上のことは気にされていないのかもしれません。
ただそれだけに次の写真展や写真集のことなどは情報誌以外ではここでしかわからないので、気になる方はチェックしておくことをおすすめします。
今年に入ってからも写真展・写真集に雑誌の掲載と、かなり活躍されています。
米美知子さんの写真展
米美知子さんは毎年多くの写真展を開催されています。
実際、今年(2019年)でもすでに2つの写真展を開催されていることからも、その多さが伺えます。
新春写真展・米 美知子写真展「詩的憧憬」
ポートレートギャラリーにて2019年1月8日〜1月23日まで開催されていた新春写真展・米 美知子写真展「詩的憧憬」 はカメラ雑誌「デジタルカメラマガジン」で2017年1月号から好評連載中の「詩的憧憬)」の作品に加えて、撮り下ろしの写真を含む28点を展示した写真展。
米美知子新春写真展「日本の美彩2019」
新潟の水の駅「ビュー福島潟」にて2019年1月1日〜2月11日まで開催された「米美知子 新春写真展日本の美彩2019」
世界に誇れる日本の美しい自然の情景を捉えた写真を 25点展示された写真展。
米美知子さんは昨年で年3回、一昨年で年5回、写真展を開催されていますが、今年ははじめからすでに2回も開催されています。
現在のところは新しい写真展の開催予定はHPにもインフォメーションされていませんが、この感じだとまだまだ開催されるような気がしてなりません。
直で米美知子さんの写真が見たい方は今後に期待ですね!
米美知子さんの写真集
雑誌の掲載もかなりの頻度である米美知子さんですが、同様に写真集も多く出版されています。
かなり多くの写真集があるので、その中でもおすすめをピックアップしたいと思います。
青い森話―八甲田・奥入瀬・十和田
青森のことを地元の方は「青い森」と表現するそうです。八甲田山の大自然を大胆かつシンプルにとらえた作品たちに圧倒されることでしょう。
光の音色―優しい時間のなかで
写真集2作目の「光の音色―優しい時間のなかで」はタイトルの通り様々な光を様々な視点からとらえた作品集。
光事態に色はないですが被写体とぶつかり合うことにより、それまでになかった色味が現れます。
今も水と光を大切にされる彼女の原点に触れられるのではないでしょうか。
米 美知子の素敵なタイトルの付け方
写真のタイトルに悩まされている方必見のもっと写真が生きる、もっと写真が楽しくなる「米 美知子の素敵なタイトルの付け方」
米さんご自身が作品にタイトルをつける際の施行の過程を掲載作すべてに示し、さらに自身の体験も記し同氏が独学で写真家になったことに納得の一冊。
水のゆくえ
写真集3作目の「水のゆくえ」
豊かな水の国 日本。「青い森話」「光の音色」に続く3部作の水編。日常にありふれた水が様々な景色と相まって本当に美しく切り取られています。
米美知子の自然風景撮影術 情景探し
この一冊で米氏が一枚の作品を完成させるまでに、どのような意図で被写体と向き合っているかがわかります。
風景写真を学びたい方には外せない一冊です。
森に流れる時間
女流情景写真家として不動の地位を築いた同氏の写真集第4弾の「森に流れる時間」
自身の原点ともいえる「日本の森」式の移ろいの中で神様が作り出す様々な素晴らしい情景の数々を彼女らしい大胆さと繊細な視点でとらえた作品です
日本の自然美を撮る ~米 美知子傑作選〝季節の贈り物〟
総ページ100ページを春夏秋冬に分け、撮影地は北海道から西表島までとほぼ日本を網羅しています。
前半は同氏のフィルムでの作品も楽しめる数少ない作品になっています。
桜もよう
厳しい冬が終わり各地で咲き始める桜の写真集「桜もよう」
日本人が誇る故郷の花、世界に誇れる花桜をとても美しく切り取っています。
詩的憧憬
日本の四季を切り取った最新写真集です。
米美知子さんまとめ
知れば知るほど美人なだけでなく写真にもどっぷり惹かれる米美知子さん。
あそこまで綺麗な風景写真を撮るには、テクニックだけでなく重い機材を運んだりベストタイミングで撮影する忍耐もすごいと思います。
最近どこか気になるスポットに行ってまで写真を撮ると言うことが私はできていませんでしたが、米美知子さんのバイタリティーをみているともっと自分も頑張ろうって気になります!
どこか美しい風景を撮りに行きませんか?