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写真を買う人は誰か?趣味からカメラを仕事にするための顧客・ターゲットとは

200108_写真を買う人は誰か

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カメラを趣味でされている方の中には、何か写真を仕事にできないかなと考えている人も多いのではないでしょうか?
でも実際にどうしたら仕事に繋がるか分からないですよね。

実際、趣味から仕事に繋げた私のお客さんにどんな方がいるのか?
写真を買う側のお話をしたいと思います。

お金を払ってでも写真が欲しい人とは

結論から言うと、お金を払ってでも写真が欲しいのは企業です。
企業と言うと大きい会社をイメージするかもしれませんが、中小企業も個人事業主も引っくるめた会社です。

「当たり前じゃないか!」と思う方もいるかもしれませんが、プロカメラマン以外で企業に対してしっかりとアピールや営業している方って少ないと思います。

SNSでどれだけ投稿しても相当有名にでもならない限り、そうホイホイと仕事はこないはずです。
ましてや自分がどんな状況でどんなものが撮影できるかのアピールをされていることは稀で、あくまで作品的にSNSにアップされている人が大半なので、ピンポイントで写真がマッチしていない限り企業が見つけてくれるなんてことはないでしょう。
写真を仕事にする考え方写真を仕事にする考え方。撮影が上手い人は山ほどいるのに稼げない理由 このあたりの写真を仕事にする考え方は以前の記事で解説していますので、合わせて読んでみてください。

個人の方は仕事に繋がりにくいし、リピーターが少ない

ポートレート写真

もちろん一般の方の家族写真などをベースに写真の仕事をされている方もいますが、これって結構つらいと思うんです。
それは新規のお客さんをある程度取り続けないといけないという事。

個人の方は何かとても大事なシーンで写真撮影の依頼をされると思いますが、そう人生のうちで何度も頼むことは少ないと思います。

写真撮影の中でもポートレート撮影は花形だと思いますが、現実問題個人の方を対象にして仕事にするっていうのは、かなり難易度が高いと思います。

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写真が欲しい企業で仕事に繋がりやすいターゲットは

ここで先に私が今までに写真撮影で仕事のした事のあるジャンルをお伝えしておきます。

  • 料理撮影
  • ブツ撮り
  • ポートレート撮影
  • 同窓会撮影
こちらほぼ全て企業案件なんですよね。
ポートレート撮影って言っても、名刺やHPのプロフィールに載せる写真です。
また同窓会撮影も、同窓会を運営する会社の方と連携して仕事をさせてもらっているので、対個人の方との仕事をしたことはほとんどありません。

そんな訳で、趣味からカメラを仕事をしようとすると実績がないから個人の方と仕事をしたいと思いがちですが、むしろそちらの方が敷居が高いです。
なんせ無名の方に大事なシーンの撮影を依頼をするって、かなりギャンブルですから。

その点、企業なら「求めている写真」さえ撮影してくれるなら、有名じゃない人の方が金額面で頼みやすいので重宝される可能性があります。

飲食・雑貨が狙い目

ピッコロボスコ_リゾット

実際に私がリピートで撮影依頼をいただいているのが飲食店です。
理由は簡単で何のために写真が必要か明白だからです。

飲食店は季節で新しいメニューが発生しやすく、その新商品を打ち出すためにはポスター・広告・HPへの告知が必須だからです。

服飾や雑貨も良いですが、物量の多すぎるところはコスト面で自社でなんとかしてしまうパターンもあるので、シーンと合わせたスポット的なものの方に寄りがちなので、リピート率でいくと飲食が一番かもしれません。

写真は集客をするためのツール

ピッコロボスコ_石窯焼き

簡単な話、お客さんを集客するために写真が必要な企業が基本的なターゲットになります。
飲食店以外にも、こちらに該当する企業なら仕事にしやすいはずです。

「格好いい」とか「お洒落」とか曖昧なものの判断ではなくて、月で売上をみたときに昨年対比で上がっていれば、写真を使って告知したポスターやチラシが要因だったことがわかるので、費用対効果があると納得してもらえればリピートに繋がります。

また特に飲食店に多いかもしれませんが、HPだけ写真も含めてしっかり作ってもらったけどメニューなどの店内写真まで手が回ってなかったり、デザイン会社にメニューやポスターは頼んでいるけど、写真まではデザイン会社経由だと高いので頼めないってところも割とあります。

商売ベースで集客するために写真が必要!
そう考えてる企業、またはそう伝えることで趣味から始めた写真でも仕事に繋げることができます。

まとめ

  • 対個人ではなく、対企業が顧客
  • ターゲットは飲食店がリピートされやすい
  • 集客するために写真が必要な企業
おそらく大半の人は写真を買ったことってないと思います。
これだけ写真に溢れていても、簡単に見れるからわざわざ買おうなんて考えないでしょう。

もしあなたが写真を買ったことがないのなら、個人に対して写真で商売するっていうのが如何に難しいか分かるはずです。

でも企業ならせっかく良い商品があっても伝わらなくては意味がありません。
だからこそ、しっかりと良い写真でアピールして集客できるならお金を払ってでも良い買い物なのです。

飲食店のオーナーに聞いてみても今まで写真を頼めるところがなかったとよく言われます。
今から始めても、まだまだライバルは少なくて勝負できる環境にあるのです。
トライする価値、あると思いません?