ストロボとラジオスレーブの無線の設定を覚えたら、次はスタンドなどの機材を使ってライティングの設置をして行きます。
何が必要でどう取り付けるかさえ分かれば誰でもカンタンにできます!
ストロボをスタンドに取り付けて自由な位置に
それではストロボをスタンドに取り付けていきます。
まずはスタンドを立たせます。
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立たせるときは開いて中心の棒を軽く上から押さえた時に、止まった位置で固定しておきましょう。
あまり強く押さえてから固定するとスタンドを支える3点のバランスが悪くなるので、スタンドの上の位置を掴んで揺らしても3点がしっかり動かないように固定されるようにします。
ここでブラケットマウントの上部のネジを緩めて、ストロボを取り付けていきます。
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ストロボが取り付けられたら、ブラケットマウントの下の方のネジを緩めてスタンドに取り付けます。
ソフトボックスを取り付ける
ここからソフトボックスを取り付けていきます。
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特に気にするような箇所はありませんが、開いたソフトボックスをしっかりとブラケットマウントに取り付けてください。
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あとはソフトボックスの前面にディフューザーと呼ばれる白い布を、ソフトボックスの淵マジックテープがありますので、沿うようにくっつけていけば完成です。
アンブレラを取り付ける
お次はアンブレラでの取り付け方。
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アンブレラの内側にストロボの発光を反射させて使いますのでストロボを被写体と反対に向けて、ブラケットマウントのストロボを取り付けた下にある小さな穴にアンブレラの棒の部分を差し込んでネジを締めればOKです。
ただアンブレラに専用のディフューザーを取り付けたい場合は、ブラケットマウントをスタンドにつけている状態だと引っかかってしまうので、スタンドに取り付ける前に装着しておきましょう。
天井からの光が足りない場合
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基本的にはソフトボックスかアンブレラをストロボに取り付けたスタンドを左右や斜め前や斜め後ろに配置することで、光と影の陰影をつけて印象的な撮影が可能になります。
全体を明るくすると言うよりは陰影に重きを置いているので、上からの光も必要になります。
ある程度の光があれば問題ないのですが、極端に明るさが足りないときは上からの光も足しましょう。
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1つめの方法としてはストロボをもう一つ用意して、ストロボを天井に向けて発光させます。
「天井バウンス」と呼ばれるもので、天井に光を反射させて光を補います。
1つは陰影をつけるストロボ、もう一つのストロボは天井バウンスで暗めの場所でも撮影を行うことが出来ます。
それでも光が足りないような場合は「ブームアーム」と使用します。
スタンドにブームアームを取り付け、一方にソフトボックスなどをつけたストロボ、もう一方に重しを取り付けて実際に上から光を当てる方法です。
こちらは光をしっかり真上から当てられるので確実なのですが準備に若干手間がかかるので、どうしても光が足りない場合のみ使用する方がいいと思います。
上からの光は被写体の真上に
上からの光が十分にある場合でも気をつけることはあります。
それは上からの光は被写体の真上になるべくくるようにすることです。
普段、古民家を事務所がわりにしてます
左右などに配置しているストロボは陰影をつけるために置いているので、上からの光も中心からずれていると自然な感じになりません。
わざと意図して行うときは良いのですが、通常の撮影の際には違和感しかでないので、撮影する前は天井からの光の位置も考慮しましょう。
これは外での撮影でも一緒です。
昼であればそもそも明るいので太陽が陰影をつけるストロボ代わりになります。
夜であれば上からの光がないので街灯などの光源を上からの光にして左右などからストロボを当てる、またはお店のなどの横からの光を陰影をつけるストロボ代わりに使用出来ます。
なのでストロボを使って光の関係性を理解すれば、ストロボを持っていないときでも色んなもので応用ができます!
まずは実際にスタンドにストロボを取り付けて、オフカメラストロボ撮影を試してみましょう!