店舗写真で壁や柱が斜めになるときは、まずカメラの傾きを確認します。建物を見上げたり見下ろしたりすると垂直線が収束するため、撮影位置を整えてから必要な補正を加えましょう。
水平の傾きと垂直線の収束を分ける
左右へ傾いた写真は、床やカウンターまで斜めになります。一方、上を向けたカメラで柱が上へ細くなる見え方は遠近によるものです。同じ補正として考えず、何が傾いているかを確認します。
建物そのものや家具が水平・垂直でない場合もあります。一つの線だけで決めず、複数の柱や窓枠と画面全体の印象を見て判断してください。
カメラを水平に近づけて撮る
電子水準器やグリッドを使い、カメラを左右だけでなく前後にも大きく傾けない位置を探します。高い場所まで入れたいときも、まず少し下がる、撮影位置を変える方法を検討します。
カメラの高さで家具の重なり方が変わります。目線の高さが常に正解ではなく、店の特徴と必要な範囲が伝わる位置を試します。通路や営業の妨げにならない場所で行いましょう。
補正を見込んで周囲に余白を残す
編集で台形を直すと、写真の外周が切れたり端が伸びたりします。看板、照明、椅子など重要な物を画面の端へ詰めず、少し余白を残しておきます。
補正を強くかけるほど自然になるわけではありません。店内の奥行きや家具の比率が不自然になったら、撮影位置から見直す必要があります。
レンズ補正と遠近補正を順に確認する
直線の曲がりには対応するレンズ補正、垂直線の収束には遠近の補正を使い分けます。ソフトの自動補正後も窓枠や柱、家具の横幅を見直します。
補正前の写真を保持し、最終サイズで細部が荒れていないか確認します。極端な広角で広さを誇張するより、店の使い方や座席間隔が伝わる別カットも組み合わせましょう。
よくある質問
すべての線を完全に垂直にすべきですか?
用途と見せたい印象によります。案内写真では不自然な傾きを減らしつつ、全体の比率を確認します。
三脚があれば直りますか?
固定と水準の確認には役立ちますが、カメラを傾けたままでは収束は残ります。
次に試すこと
同じ店内をカメラを上へ向けた状態と水平に近い状態で撮り、柱の形を比較します。




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