Webサイトを見ていて、たまに見かけるのが「404 NOT FOUND」の画面。
ページが見つからなかった時に表示される画面ですが、誰もが一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
無いページなので何も設定しなければ代替の味気ない画面が広がります。
ただせっかくWebサイトを見てくれたユーザーのためにも、正しいページへ案内してあげる方がユーザーにもサイトを運営している方にとっても良いはずです。
そこでただ案内するだけでなく、せっかくあまり見ることのないページなので、ユーザーに「ニヤリ」とさせてしまうユーモアたっぷりのサイトも実はあります。
「ピンチをチャンスに」にの発想までは大げさかもしれませんが、さらっとこういうことが出来るサイトって嬉しいですよね。
ましてや本来なら見て欲しくないページなので、簡素にしてもいいところにアイデアをつぎ込むので、スベるのはイメージを落としかねません。
なので実は404ページって作り込んでいるところは非常にクオリティーが高いものが多いのです。
写真系を使っているところであれば、写真・アイデアともに参考にしたいレベルのものが沢山あるので、ご紹介していきたいと思います!
写真にも参考にしたいユニークでクオリティの高い404エラーページ
ちなみにそれだったら各さh新メーカーはどうしているのだろうと調べてみましたが、どこも案外簡素なものばかりでした。
隠されたギャラリーみたいなものがあったりしたら面白かったのに。。
では気を取り直しておすすめの404エラーページをご紹介していきます!
THE WALL
いくつものポートレート写真が並んで404エラーの案内を表示しています。
ここのすごいところは「drag this」と書かれているように、ドラッグすることで写っているポートレート写真が移動できます。
かなりドラッグしないと限りどんどんスクロール出来るので、相当大きな写真が切り抜いた文字の背景にある感じなんですかね?
Gooddogdesign.com
犬に関するサイトなのですが、行方不明になってしまったページに引っ掛けてユーモア溢れるページになっています。
404の首輪だけが悲しく残っているのが泣けます。
Cjponyparts.com
カー用品サイトですが、404ページは「DEAD END(行き止まり)」の標識が横たわっています。
こちらもサイトに引っ掛けたアイデア溢れるページになっています。
Retardzone.com
ブログサイトなのですが、なぜこの写真をセレクトしたんだっていうセンスは光る404エラーページです。
すごい写真ですが、誤ってエラーページに飛んだ時にこの写真が映し出されたら思わず噴いてしまいそう。
Convoyinteractive.com
やってしまった感が漂う写真がなんとも言えない雰囲気を醸し出しています。
でもちょっと可愛いです。
Hashrocket.com
ネットと言う世界からほっぽり出されてしまった悲壮感が表現されていて、なんとも言えない哀愁に漂わせた写真が印象的な404エラーページ。
写真を撮る時でも、なにかストーリーのようなものを感じさせてくれるのっていいですよね。
Iloveicons.ru
すごいシンプルなのにお洒落なです。
404エラーページとしては成立しているのか微妙なところですが(薄っすらと404の数字が見えるくらいで)ここまで振り切ってシンプルさって格好いいです。
株式会社LIG
かなり手の込んだ作りなっているのが株式会社LIGの404エラーページ。
マウスを近づけることで404エラーの闇が広がる仕組みになっています。
Web制作会社と言うこともあり、エラーページでここまでされていると、細部まで手の込んだ制作をされているんだなって信頼感があります。あと、ユーモアも。
まとめ
どのサイトも自社と関連づけてユーモアたっぷりに表現されています。
今回、写真で表現されているサイトに絞って紹介しましたが、まだまだ面白い404エラーページをお持ちのサイトは沢山あります。
ちょっと海外のサイトが多いですが、日本はやっぱり世間を気にしすぎなような気がします。
この辺が日本の遅れているところなんじゃないですかね?
これからはもっと発想豊かに批判なんか気にせず、どんどん攻めていって欲しいところ。
いつか、ふとしたきっかけであなたも面白い404エラーページに出会えるかもしれませんね。