スマートフォンよりも綺麗な写真を撮りたいけど、高いカメラは買いたくないという方は多いのではないでしょうか?
そんな方のために、5万円以内でスマートフォンよりも高性能なコンデジ7選をご紹介します。
コンデジってどんなカメラ?
コンデジとは、コンパクトデジタルカメラの略です。
カメラにはコンデジ、ミラーレス一眼、一眼レフカメラの3種類あります。
コンデジとミラーレス一眼・一眼レフカメラの違いは、カメラのレンズが交換できるか否かという点です。コンデジはレンズを交換することができません。
コンデジの特徴
コンデジの特徴としては、軽い、安い、簡単に撮影できるという3つの特徴があります。
圧倒的に軽く、コンパクト
1つ目はミラーレス一眼や一眼レフカメラに比べて圧倒的に軽くコンパクトという点です。
ミラーレス一眼や一眼レフカメラは本体が重くて大きい上に、交換用のレンズを持ち歩くため、どうしても持ち運ぶ時に重くなってしまいます。
それに比べてコンデジは軽く、レンズが沈胴式と呼ばれるレンズが使わないときはカメラボディに引っ込んでいて、撮影時に引き出されて使うタイプのものになっています。
そのため収納するスペースも少なく済むのでポケットに入れておいて、撮影するときにサッと片手でも使えるのが魅力です。
お手軽な価格
2つ目はミラーレス一眼や一眼レフカメラに比べて安いという点です。
ミラーレス一眼や一眼レフカメラは10万円以上はざらにあります。それに比べてコンデジは安いもので1万円前後で購入することができます。
お財布事情に厳しい方もコンデジなら簡単にカメラを始めることができます。
簡単に撮影できる
3つ目は簡単に撮影ができるという点です。
ミラーレス一眼や一眼レフカメラのように難しい設定は必要なくスマホ並みに感覚的に操作することができます。
カメラ初心者やカメラを始めたいけどミラーレス一眼や一眼レフカメラを買うお金がないという方はコンデジから初めてみることをおすすめします。
コンデジは、フィルムカメラや使い捨てカメラの勢いを塗り変えるように普及してきました。しかし、近年では高性能な撮影機能を持ったスマートフォンの普及により、コンデジの需要が低くなってきています。
スマートフォンは常に携帯するものですので、写真を撮りたいと思った時にすぐに撮影できる利便性があり、綺麗な写真の撮影もできるので、コンデジを持つ必要がないと思う人も増えているみたいです。
ですので、近年コンデジはスマートフォンとの差別化をするためにスマートフォンにはできない性能などを伸ばすなどの工夫を凝らした商品を発売しています。
総じて、コンデジはスマートフォンの写真では満足できないけど、ミラーレス一眼や一眼レフカメラは高いし難しそうと思う人におすすめのカメラです。
初心者におすすめ!5万以内のコンデジ7選
Canon PowerShot G9x Mark Ⅱ
PowerShot G9x Mark ⅡはCanonが本気で開発した高級コンデジです。
PowerShot G9x Mark Ⅱの最大の特徴は重さが206gの薄型、軽量カメラな上にミラーレス一眼や一眼レフカメラに引けを取らない綺麗な写真が撮影できるという点です。
206gがどのくらい軽いかというと、なんと缶コーヒーよりも軽いのです。
さらにF値2.0を達成した大口径レンズを搭載し、より多くの光を取り込むことができます。
F値とはカメラに取り込む光の量を数値化したもので、F値が小さいほど多くの光を取り込む事が出来、大きなぼけを楽しむ事がでます。
PowerShot G9x Mark Ⅱは強力な手振れ補正の機能もついており、初心者の方や、夜間の撮影にも安心して使用する事が出来ます。
WiFi機能もついているので、撮影した写真をすぐにスマートフォンに送って、SNSなどにアップすることもできます。
Panasonic LUMIX DMC-TZ85
LUMIX DMC-TZ85は文句なしの高性能コンデジです。
特徴としてフォーカスセレクト、30倍光学ズーム、4kフォトがあります。
まずフォーカスセレクトとは、4kフォトで連写した写真のボケを撮影後に自由自在に変更できるという機能です。
連写の撮影時に、手前から奥まで自動でフォーカスを変化させながら連写してくれるので、撮影後に手前でも奥でも好きな場所にフォーカスした写真を選ぶ事が出来ます。
次にLUMIX DMC-TZ85は光学30倍ズームで写真と動画を撮影する事が出来ます。
光学なので画質の劣化がなく遠くのものまで綺麗に撮影する事が出来ます。警戒心の強い動物や、飛行場などの入れない場所の撮影に最適です。
さらに4kフォト機能により、撮影した動画から好きなシーンを写真として切り取る事が出来ます。動画を撮影しておけば、撮りたい一瞬を切り抜く事ができるので便利ですね。
しかも本体の薄さ38mm、重さ282gでポケットに簡単に入れておけるサイズです。
これだけの高性能とコンパクトさを兼ね備えて5万円以内で購入ができるので、本格的に写真を撮影したいけどミラーレスや一眼レフまではまだ手が出ないという方におすすめのコンデジです。
FUJIFILM XF10
XF10の一番の特徴はセンサーの大きさです。
ミラーレス一眼などと同じ大型センサーのAPS-Cサイズのセンサーを搭載しています。
センサーが大きいほど暗所に強く豊かなボケを表現できたり、高画質な写真を撮影する事が出来ます。
APS-Cサイズはスマートフォンのセンサーよりもかなり大きく、スマートフォンでは表現できないボケなども簡単に難しい設定なしで表現する事が出来ます。
約280gの小型、軽量ボディにミラーレス一眼と同じAPS-Cサイズの大型センサーが内蔵されているのですから驚きです。
その他にも便利な機能があり、アドバンストSRオートとスーパーiフラッシュという機能があります。
アドバンストSRオートモードを選択すると、カメラが被写体を判別して最適な撮影モードや設定をしてくれます。設定に迷うような場面でも、アドバンストSRオートモードがあれば初心者も安心です。
次にスーパーiフラッシュという機能は、撮影時に周りの環境に合わせて自動で発光量を調整してくれます。
自動で発光量を調整してくれるため、白飛びや黒つぶれを軽減する事が出来ます。自然光で撮影したかのように撮影する事が出来ます。
コンデジとは思えないような高性能な上に、重さも280gでサイズもポケットサイズと持ち運びにも便利です。この性能、利便性で5万以内で買えるというのは驚きです。
Nikon COOLPIX A900
COOLPIX A900は大きな特徴として、チルト式液晶モニターと光学35倍ズームがあります。
チルト式液晶モニターとは、液晶画面を上下180度可動させる事ができる機能です。
チルト式液晶モニターの良いところは、様々な撮影シーンに柔軟に対応できる事です。
例えば、液晶モニターを上に可動させて、レンズ側に向ける事で自撮りをモニターを見ながらする事が出来ます。
スマートフォンよりも高画質な上に簡単に撮影ができるので自撮り用としても活躍します。さらに、液晶モニターを下に稼働させる事でローアングルの撮影にも対応する事が出来ます。
もう1つの特徴として、光学35倍ズームがあります。かなり遠い距離でも望遠撮影が楽しめます。さらに、画質も良いので遠くのものを細かく写す事が出来ます。
その他にも、シャッターを押した瞬間に撮影ができる高速レスポンスや、スマホと常時接続するアプリSnapBridgeに対応しています。
高速レスポンス機能は、シャッターを押した瞬間に撮影ができるので、撮り逃しを減らしてくれます。さらにSnapBridgeはカメラとスマートフォンを常時接続するアプリで、SnapBridgeを使うとカメラで撮影した写真を自動でスマートフォンに転送したり、自動で指定したSNSへ投稿することもできます。
SONY DSC-RX100M2
DSC-RX100M2は初心者から上級者までおすすめのコンデジです。
大きな特徴として、大型1.0型の裏面照射型CMOSセンサーを搭載しています。
裏面照射型CMOSセンサーにより美しい写真を撮影する事が出来ます。
さらに、カメラアクセサリー用の拡張端子があり、様々なアクセサリーを装着する事が出来ます。
例えば、ファインダー、外付けのフラッシュ、リモコンなどのアクセサリーがあり、好きな性能にカスタマイズする事が出来ます。
DSC-RX100M2にはチルト式液晶モニターが搭載されており、様々なアングルからの撮影が可能になっています。
その他にも、WiFiなどのワイヤレス機能も充実していて、撮影した写真をすぐにSNSへ投稿することもできます。
OLYMPUS Tough TG-5
Tough TG-5の特徴は圧倒的なタフ性能と、高画質、豊富な機能です。
水中や、登山、雪山で安心して撮影できることを目的に作られたTough TG-5は防水15m、防塵、耐衝撃2.1m、耐荷重100kg、耐低音-10°、対露結と、圧倒的タフ性能を誇っています。
アウトドアで写真や動画の撮影がしたいという方にはとてもおすすめです。
さらにF値2.0の明るいレンズにHi-speed裏面照射型CMOSイメージセンサーによって高画質が実現されています。
その他にもTough TG-5は機能が充実しています。例えば、フィールドセンサーシステム、バリアブルマクロシステム、水中モードなどがあります。
フィールドセンサーシステムはカメラ内に、GPSセンサー、温度計、気圧センサー、コンパスのフィールドセンサーを内蔵していて、撮影時の緯度、経度や温度、標高の情報を入手する事が出来ます。データを見返す事で撮影時の臨場感を味わう事が出来ます。
バリアブルマクロシステムは、顕微鏡モード、顕微鏡コントロールモード、深度合成モード、フォーカスブラケットの4つのモードがあり、様々なマクロ写真を撮影する事が出来ます。
水中モードは、水中での高画質撮影を可能にするためのモードです。
さらに、画像処理エンジンにより、水中の暗いところで発生する不自然な色のノイズを軽減する事が出来ます。水中でも鮮やかな写真が撮影できるTough TG-5は本当に利便性が高いです。
Panasonic LUMIX DMC-TX1
LUMIX DMC-TX1の特徴として、一眼レフカメラのセンサーと大口径レンズをコンデジサイズに凝縮した事です。
センサーとレンズを一体化することにより、大幅なレンズの小型化に成功しています。これにより、高画質で美しい写真を撮影する事が出来ます。
さらに、秒間30コマで撮影できる4K PHOTOや、撮影後に好きなフォーカスポイントの写真を選べるフォーカスセレクトの機能なども付いています。
高性能な上に、様々な昨日も付いているので、本格的な撮影を楽しむ事が出来ます。
今回紹介したようにコンデジにも様々な機能があり、他のコンデジやスマートフォンとの差別化を測ろうとしています。
その中には、ミラーレス一眼や一眼レフカメラに引けを取らない性能のコンデジもあります。しかも安いです。自分の目的に合ったコンデジを選んで楽しいカメラライフはいかがですか!