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カメラ用語・用語集〜初心者から今更聞けない方まで分かる!基本からメーカー固有名詞まで網羅〜

カメラ写真用語集

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カメラや写真について話すときに登場する専門用語をまとめた用語集です。

一般的な単語から派生したカメラ用語は、カメラ用語として使われるときの意味を解説しています。

この記事の目次

18%グレイ

全物体の反射率を平均すると18%グレイになるので、露出測定は18%グレー反射板を使って行われる。

 

35mm

35mmフィルムは最も広く使われているフィルムの規格で、一般的なフィルムカメラから、映写機まで使われている。ライカが普及のきっかけとなったことからライカ判とも呼ばれる。
デジカメにおいては、フルサイズのイメージセンサーがこのサイズに近いことで35mmフルサイズと呼ばれる。

35mm判換算値

【類語】フルサイズ換算
フィルムカメラにおいては、他のフィルムサイズ用レンズの焦点距離を35mmフィルムカメラにおける焦点距離に換算したもの。
デジタルカメラでは、そのレンズを使ってAPS-Cやマイクロフォーサーズなどで撮影した場合の画角と同じ画角をフルサイズで撮影した場合の焦点距離に換算したもの。

 

4K

横4,000×縦2,000前後の解像度。横の4000ピクセルから4kと呼ばれる。フルHDと比較すると、縦横ともに2倍の解像度となる。

 

AE

【同義語】自動露出
自動でシャッタースピード、絞り、ISO感度を調整して露出をあわせる機能。

 

AF

ピントを自動で合わせる機能
【同義語】オートフォーカス 自動焦点
【対義語】MF マニュアルフォーカス

AF-C

【同義語】コンティニュアスAF AIサーボAF
動く被写体を自動的に追尾してピントを合わせ続ける機能。
動体撮影向けのAF。

AF-S

【同義語】シングルショットAF ワンショットAF シングルAF
【対義語】AF-C
AFを起動させたときの最初の合焦位置にピントを固定する機能。
静物撮影向けのAF。

顔認識AF

被写体の顔を検出してピントを合わせ続ける機能。

瞳AF

被写体の目にピントを合わせ続ける機能。
人間に限らず、動物でも可能な機種もある。

親指AF

親指でAFを起動させるボタンカスタマイズ。
上位機種では右手親指付近にこのボタンが配置されている場合が多い。

位相差AF

レンズから入った光を2つに分けて、それぞれの像の差からピント位置を算出しフォーカスを動かして合焦させる方式。
合焦スピードが速いが専用のセンサーが必要。
一眼レフカメラではミラー部分で光の一部を底面のAFセンサーに反射させる形で実装される。

像面位相差AF

イメージセンサー上に位相差センサーを内蔵させることで、レフ機の様に光を反射させることなく位相差AFが可能となるAF方式
ミラーレス機で使われることが多い。

コントラストAF

ピント位置のコントラストを基準に合焦させるAF方式。
コントラストのピークを測定するためフォーカスが前後するので位相差に比較してスピードが劣るが、専用のセンサーは必要ないのでシンプルに実装できる。

ハイブリッドAF

像面位相差AFコントラストAFを同時に使い合焦スピードや精度を高める機能。

 

APS-C

イメージセンサーサイズの規格。
フルサイズに比較すると40%程度の面積。
APSフィルムのC規格と近い大きさだったことからこう呼ばれるようになった。

 

Aモード

絞り優先AEモード
【同義語】Avモード
【関連】Sモード Tvモード Mモード Pモード

 

Avモード

【同義語】Aモード

Capture NX-D

Nikonの純正RAW現像ソフト

 

CF

【同義語】コンパクトフラッシュ CFカード
記録メディアの一種。転送速度が早く、上位機種でよく使われる。

CFast

CFと同じ大きさだが、互換性はない。CFと比較すると2倍の転送速度を実現。
キャノンの上位機種で使われる。

CFexpress

XQDCFastを統合した規格。
TypeA,B,Cの3サイズがあり、TypeBはXQDと同じ大きさ。

 

CMOS

イメージセンサーの一種。
デジカメのイメージセンサーの主流
CCDと比較すると消費電力が少なく、読み出し速度も速いがローリングシャッターなどの問題もある。

裏面照射型CMOS

【読み】ウラメンショウシャガタ リメンショウシャガタ
従来は光を受光して電気信号に変えるフォトダイオードの上層にあった配線基板を裏面に持ってくることで、受光量を増やすことができる。
高い工作精度が求められることで量産が難しかったが、SONYが量産に成功し2015年に世界初フルサイズ裏面照射型CMOS搭載カメラを発売した。

 

CMYK

Cシアン、Mマゼンダ、Yイエロー、Kブラックの四色。
印刷は主にこの4色で発色される。

 

CP+

毎年春に開催されるカメラの大展示会。
カメラメーカー、レンズメーカー、アクセサリーメーカーが新商品の発表を行うことで、マスコミだけでなく、多くのカメラファンが集う。

 

dpi

dots per inchの略。
印刷時のドット密度。
雑誌などの印刷では300dpi以上が求められる。

 

DPP

Digital Photo Professionalの略。
キャノンの純正RAW現像ソフト。

 

Dレンジオプティマイザー

ソニー一眼レフにある階調補正の一種。
【類語】アクティブD-ライティング オートライティングオプティマイザー

 

EV値

Exposure Value。露出の光量を数値化したもの。
例えば晴れの日はEV=14。
ISO400、SS1/1000s、F8でEV=14での適正露出となる。

EV値の変化量は段で表現される。
EV値が1変化すると適正露出にするにはシャッタースピードかF値を1段分変化させる必要がある。
例えばF2.8から1段大きくなるとF4、シャッタースピードでは1/30から1段だと1/60となる。

 

EVF

【同義語】電子ビューファインダー
【対義語】OVF 光学ファインダー
ミラーレス機に搭載される液晶表示式のファインダー。

Exif

【読み】イグジフ エグジフ
画像データに埋め込まれる撮影情報。
日時、GPS、方角、撮影機器、解像度、シャッタースピード、F値、ISO感度、測光モード、フラッシュ、露出補正、焦点距離、色空間、サムネイル画像が記録される。

F値

【同義語】絞り値
レンズを通過する光の直径、有効口径を焦点距離で割ったもの。
F値を高くすると、像は暗くなり被写界深度は深くなる。

開放F値

【同義語】開放絞り 開放絞り値
レンズの絞りを最も小さくした状態のF値。
開放F値が小さいレンズほど光を多く通すことができるので明るいレンズとされる。
ズームレンズで開放F値が変わらないものを「通し」と呼ぶ。
例)24-105mmF4通し

 

Gマスター

SONY純正レンズのハイエンドモデルに冠せられる名称。
【関連】Lレンズ

 

HDR

High Dynamic Range ハイダイナミックレンジ。
白飛びや黒つぶれを抑えてダイナミックレンジを広げた表現方法。

HDR合成

同一構図で露出を変えた複数の画像を撮影し、合成することで、適正露出で黒つぶれや白飛びしていた箇所も描画する撮影方法。

 

Image Data Converter

SONY純正のRAW現像ソフト。

 

ISO

【読み】アイエスオー イソ
【同義語】ISO感度
フィルムカメラでは国際標準化機構(ISO)で決められたフィルム感度の規格。
デジタルカメラではイメージセンサーの感度。
ISO感度が高くなると、暗所でも明るく撮影できる一方、ノイズが出やすくなる。

拡張ISO感度

【対義語】常用ISO感度
メーカーの基準以上に画質の劣化やノイズの発生が見られるが、使用可能なISO感度。

常用ISO感度

【対義語】拡張ISO感度
メーカーの基準内の画質で撮影可能なISO感度。

 

JPEG

【読み】ジェイペグ
【同義語】JPG
画像データのファイル形式。
拡張子.jpg .jpegは拡張子の文字数制限によって2種類存在しているだけで機能に違いはない。

 

Lightroom

Adobe社が開発したRAW現像ソフト。
ほとんどのカメラメーカーのRAWに対応していて、調整機能も充実しているので純正のRAW現像ソフトから乗り換える人が多い。

 

Lレンズ

Canon純正レンズのハイエンドモデルに冠せられる名称。
【類語】Gマスター

赤いラインが入ったレンズは赤レンズとも呼ばれる

 

L型プレート

カメラを縦位置で三脚に固定するときに、カメラの重心と三脚の重心を揃えるために三脚穴を利用して取り付けるL字のプレート。

 

MTF

レンズを評価する指標の1つ。
MTF曲線は横軸に中心からの距離、縦軸にコントラスト値をとっていて、コントラスト値が1に近いほどコントラスト性能が高く、ヌケの良いレンズとなる。

 

Mモード

マニュアル露出モード
【関連】Aモード Avモード Sモード Tvモード Pモード

 

NIKKOR

Nikon純正レンズに冠せられる名称。
創業時の社名「日本光学」の略称である日光に由来。
NikonはLレンズやGマスターの様にハイエンドモデルに特別な名前がない代わりに、ハイエンドモデルには金のラインがレンズに入っている。

 

OVF

【同義語】光学ファインダー
【対義語】EVF 電子ビューファインダー
一般的なレフ機のファインダー。
レンズから入った光をミラーで反射させ、ペンタプリズムで反転させて像を映すファインダー。

 

Pモード

露出設定のうち、露出補正のみ設定できるモード。
オート撮影モードよりも変更できる設定が多い。
【関連】Aモード Avモード Sモード Tvモード Mモード

 

RAW

主にデジタル一眼で使われるデータ保存形式。
パソコンで保存したり、印刷するには現像ソフトで現像する必要がある。
メーカーごとにRAWの形式は異なるので専用ソフトが必要。
近年はパソコンやスマホでも現像前にサムネイル表示が可能となった。

RAW現像ソフト

RAWデータをJPEGなどの一般的な画像フォーマットに変換するためのソフト。
メーカーごとに専用ソフトがあり、一眼カメラを購入するとCD-Rなどで付属されている。
Lightroomの様に複数メーカーに対応したソフトも市販されている。

非圧縮RAW

圧縮していないRAWファイル。
画質は最も高いがファイルサイズが大きい。

ロスレス圧縮RAW

完全再現が可能な形で圧縮されたRAWファイル。
非圧縮RAWより小さいサイズで保存可能で画質の劣化も全く無いが展開に時間がかかる。

C-RAW

CanonのRAWフォーマット。
非圧縮RAWよりもファイルサイズを40%近く小さくでき、画質の劣化も限りなく少ない。
cRAWはSONYにロスレス圧縮RAW

14bitRAW

1画素あたり14bitの情報をもたせたRAW。

 

RGB

光の三原色。
Rレッド、Gグリーン、Bブルーの3色。

 

SDカード

カメラでは最も使われている記録メディア。
容量は128M~2GB。
一般的には後述のSDHCSDXC規格も含めてSDカードと呼ぶ。

 

SDHC

バージョン2.0のSD。
容量は4G~32G。
SDカードとの下位互換性はない。
【関連】SDXC

 

SDXC

バージョン3.0のSD。
容量は64G~2TB。
下位互換性はないので、2008年以前の製品では使えない可能性が高い。
【関連】SDカード SDHC

 

UHS-Ⅱ

転送速度の規格。
UHS-Ⅰの3倍の転送速度。
UHS-Ⅰは一般的なSDカードで採用されているが、UHS-ⅡのSDカードは電子接点の配置が違うのでUHS-Ⅱ専用のスロットに入れて使わないと十分なスピードは出ない。
【関連】SDカード SDHC SDXC

 

Sモード

シャッタースピード優先AE。
【同義語】Tvモード
【関連】Aモード Avモード Mモード Pモード

 

Tvモード

【同義語】Sモード

 

WB

White Balance ホワイトバランスの略。

 

XQD

SanDisk、SONY、Nikonによって発表された記録メディアの一種。
一眼レフの記録メディアではCanonがCFast、NikonがXQDと別れていたがCFexpressの登場で統合されようとしている。

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アイカップ

【同義語】アイピース アイピースカップ
ファインダーの接眼部。

 

アウトフォーカス

ピントの合っていない部分。
ピンボケではなく、意図的にボカした部分を指す場合が多い。

 

アクションカメラ

【同義語】アクションカム ウェラブルカメラ
小型で様々な部分に取り付け可能で、スポーツやアウトドアなどで動画などを撮影するカメラ。

 

アクセサリーシュー

カメラ上部の外部ストロボ取付部
【同義語】ホットシュー

 

アクティブD-ライティング

Nikonの一眼レフにある階調補正の一種。
【類語】オートライティングオプティマイザー Dレンジオプティマイザー

 

アスペクト比

画像の縦横比。
比率は主に長辺対短辺で書かれる。
フルサイズやAPS-Cでは3:2、マイクロフォーサーズやコンデジでは4:3がよく使われる。

 

アルカスイス互換

三脚メーカー、アルカスイスが採用している雲台のクイックシュー規格。
固定力が強く、信頼性が高い。
アルカスイス以外でも三脚座などで採用しているメーカーが多い。

 

アングル

撮影時のカメラの角度。
下から上に角度をつけるとローアングル。
上から下に角度をつけるとハイアングル。

 

アンシャープマスク

シャープネスの一種。
輪郭部のコントラストを上げて画像をシャープに見せる効果。
コントラストの強さや、エッジの細かさ、適用範囲を指すしきい値などのパラメータがある。

 

圧縮効果

被写体から離れて撮影した場合に起こる遠近感の喪失。

 

後ピン

ピントが意図した位置よりも後ろにきてしまうこと。
レンズとの相性やカメラのフランジバックが狂うことで起こる。
【対義語】前ピン

 

後ボケ

被写体の後ろに作られたボケ
【対義語】前ボケ

 

後玉

レンズ鏡筒の最後方、ボディに近い側に取り付けられたレンズ。

 

後幕

露光終了時に降りるシャッター幕。
シャッター幕が閉じるタイミング。
【関連】フォーカルプレーンシャッター

後幕シンクロ

後幕時にストロボを発光させる撮影手法。
動体の後方に残像が現れる。
【対義語】先幕シンクロ

 

赤レンズ

CanonのLレンズの俗称。
赤い帯があることからこう呼ばれる。
【類語】白レンズ

 

明るいレンズ

開放F値が小さいレンズ。
【対義語】暗いレンズ

 

イメージサークル

レンズを通過した光が結像する円。
レンズは円形なので、当然その像は円形だが、イメージセンサーやフィルムによって四角に切り取られ写真や画像になる。

 

イメージセンサー

【同義語】撮像素子
光を電気信号に変換する装置。

 

インターフェース

【同義語】インタフェース インタフェイス インターフェイス
ボタン類などのカメラに取り付けられた操作部品。
操作系。

 

インナーズーム

望遠にしても全長が変わらないズームレンズの機構。

 

インナーフォーカス

レンズ内、中間部のレンズ群を動かしてピント合わせをする方式。
軽量なレンズ群を移動させるのでフォーカス速度があがる。
望遠レンズでよく使われる。
【関連】全群繰り出し リアフォーカス

 

一眼カメラ

ミラーレス、一眼レフを含む単眼レンズ交換式カメラの総称。
【関連】コンデジ 二眼レフ レンジファインダー ミラーレス

一眼レフ

一眼カメラの中でも、反射鏡をボディ内に持ち、それによってファインダーに投影するカメラ。
【同義語】レフ機

 

一脚

カメラを支える棒状の機材。
三脚と違い自立はしないが、上下ブレを抑え、重量を支えながら、素早く左右にカメラを向けることができるので、スポーツ撮影でよく使われる。

 

色かぶり

WBがズレて特定の色に偏った状態。

ゴジラの皮膚が色かぶりして本来の色とズレている

 

色温度

光源が発する色を定量的に表したもの。
単位はK(ケルビン)。
電球は約3000K、太陽光は約5000K。
K高いほど寒色系の光となる。

 

雲台

【読み】うんだい
三脚や一脚のカメラ接続部で、アングルを自由に調整するためのパーツ。

アルカスイス互換の雲台

 

エクステンダー

【同義語】テレコン テレコンバーター
カメラボディとレンズの間に装着することで焦点距離を伸ばす装置。

 

エントリー

エントリー機、エントリーモデル。
入門者向けモデルのこと。

 

映像エンジン

【同義語】画像エンジン 画像処理エンジン

 

撮像素子

【同義語】イメージセンサー

 

オートライティングオプティマイザ

Canon一眼レフに使われている階調補正の一種。
逆光などで、露出がオーバー、アンダーとなった場合に明るさやコントラストを自動調整してくれる機能。
【類語】アクティブD-ライティング Dレンジオプティマイザー

 

オールドレンズ

古いレンズ。
年代などのはっきりとした定義はないが、独特のボケ味やフレアなどを持ったレンズ。

 

置きピン

スポーツ撮影や鉄道撮影などの動体撮影時に被写体が通過する場所に事前にピントを合わせてから撮影する方法。

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カスタマイズ

自分好みに変更すること。
多機能な一眼カメラでは、瞬時に設定変更できるように、ボタン機能などをカスタマイズする。
【同義語】カスタム

 

ガチピン

ピントが被写体の意図した位置にピッタリと合っていること。
【同義語】バチピン

 

カプラ

DCカプラー。
バッテリーの代わりに挿してAC電源から直接給電するアクセサリー。
【類語】ダミーバッテリー

 

カメラホルスター

カメラをベルトなどに固定するアクセサリー。

 

カラープロファイル

画像に記録された色空間情報。
画像ではRGBの色領域でsRGBかAdobeRGBが主に使われていて、カメラでは撮影時に選択が可能。
【同義語】ICCプロファイル

 

カラーモード

RGBとCMYKのこと。
通常、液晶ではRGBによって発色しているが、印刷ではCMYKによって表現される。
画像の印刷時はRGBカラーモードがCMYKに変換され出力される。

 

画角

カメラで撮影される範囲。
イメージセンサーに結像される範囲

 

画素

デジタル画像の最小単位。
画素数が多いほど高密度で高精細な画像となる。
【同義語】ピクセル

 

画像エンジン

【同義語】画像処理エンジン 映像エンジン
イメージセンサーで変換された電気信号を画像処理するための半導体。
この処理方式や処理能力で画質や連続撮影枚数などが左右されるので、各カメラメーカーが最も力を入れて開発する部品の1つ。

 

画像処理エンジン

【同義語】画像エンジン 映像エンジン

 

解像感

画像のきめ細かさのこと。
ピント精度やノイズ、被写界深度などに左右される。

 

回折現象

【同義語】小絞りボケ
F値を上げすぎたときにおきる、光の回折によって解像感が下がった画像。
光は十分小さい隙間を通過すると広がるように進む性質がある。

 

開放絞り

【同義語】開放F値

 

階調

色や明るさの段階。
グラデーション。

階調補正

明暗を調整し白飛びや黒つぶれなどをコントロールする方法。
カメラが自動で行う機能もある。
手動でする場合は、トーンカーブなどを使う。

階調トビ

階調の連続性がなくなって、縞状になってしまう現象。

 

環境光

被写体周辺の光。
自然光や人工光など。

 

キットレンズ

一眼カメラとレンズのセット販売時に付属されるレンズ。
コスパの高いレンズが多い。

 

キャッチライト

人物や動物を撮影したときの瞳に反射した光。
キャッチライトの有無で表情が大きく変わる。

 

キャリブレーション

較正。
校正。
カメラやレンズは精密機械なので、ピントや露出などをキャリブレーションで精度を高めることが必要になることもある。

 

記録メディア

【同義語】記録媒体 メディア
SDカードなどの画像を記録する媒体。

 

偽色

【読み】ギショク
収差などで、画像に本来あるはずのない色が出てしまうこと。

 

逆光

被写体からカメラに向かった方向の光。
被写体が暗く写る。

 

魚眼レンズ

前玉が盛り上がった、超広角レンズ。

 

鏡筒

【読み】キョウトウ
【同義語】鏡胴
レンズの筒状部分

 

鏡胴

【読み】キョウドウ
【同義語】鏡胴

 

クイックシュー

カメラの三脚穴に取り付けて、雲台への固定をスムーズに行うことを可能にするアクセサリー。
アルカスイス互換は有名。

 

クリエイティブスタイル

SONY一眼レフに搭載されている撮影画像の雰囲気を調整する機能。
階調補正や色合いなどの補正が行われる。
【関連】ピクチャースタイル ピクチャーコントロール

 

グレースケール

白黒。
モノクロ。

 

クロスセンサー

AFの位相差センサーで斜めに配置されたもの。
縦、横、斜めと異なる角度で配置された位相差センサーによって、AFスピードと精度がアップできる。

 

クロップ

フルサイズ一眼カメラなど大型イメージセンサー搭載のカメラで、イメージセンサーの一部のみを使う撮影機能。
イメージセンサーの面積が制限されるので画素数が減る。
画角を狭くすることで、レンズのケラレを排除したり、動画のフレームレートを上げる目的で使われる。
トリミングと効果は一緒だが、撮影時に行うか、撮影後に行うかの違いがある。

 

暗いレンズ

開放F値が大きいレンズ。
【対義語】明るいレンズ

 

軍艦

カメラ上部の、モードダイヤルやボタン類が配置された部分。
横から見ると軍艦の様に見えることから。

 

黒つぶれ

画像の暗い部分の階調がなく黒一色となってしまった状態。
【対義語】白飛び

 

ケラレ

画像の四隅が黒くなってしまう現象。
レンズとボディ規格の不一致や、レンズフードなどで光が遮られて起こる。

 

ケルビン

色温度の単位。
表記はK。

 

結像

【読み】ケツゾウ
レンズを使って被写体の像を得ること。
イメージセンサーやフィルム上に結像させることで写真を撮ることができる。

 

現像

フィルムカメラではフィルムの像を写真にすること。
デジタルカメラではRAWデータをJPEGなどの画像データに変換すること。

 

口径食

【同義語】ケラレ

 

ゴースト

太陽など強い光源にカメラを向けたときに現れる円形の像。
【関連】フレア

赤丸部分がゴースト

 

コサイン誤差

AFロックをした状態からカメラの向きを変えたときに起こるピントのズレ
カメラを平行移動ではなく、回転移動させることで、被写体との距離が微妙に変化することで起こる。

 

コマンドダイヤル

ダイヤル操作でシャッタースピードやF値などを入力するためのインターフェイス。
様々な機能を割り当てることができる。
【類語】コントロールリング

 

コンデジ

コンパクトデジタルカメラの略。
レンズ交換ができないカメラの総称。
【対義語】一眼カメラ

 

コントラスト

明暗差。
コントラストを上げることで、輪郭が強調された画像になる。
コントラストが低いともやっとした画像になる。

 

コントロールリング

レンズに配置されたダイヤル式のインターフェイス。
Canon RFマウントレンズ、アダプターに配置されているインターフェイス。
【類語】コマンドダイヤル

 

互換性

交換可能であること。
カメラでは、レンズマウントや記録メディアなどで様々な規格があるが、他規格との交換可能性、互換性がポイントとなる。

 

光害

過剰な照明による光の公害。
星空撮影時は、光害の影響が少ない場所で撮影する必要がある。

 

光学

光の性質。

光学ファインダー

【同義語】OVF

 

広角

焦点距離が短い状態。
画角が広い。

広角端

ズームレンズで、焦点距離を最も短くした状態
【同義語】ワイド端 ワイ端
【対義語】望遠端 テレ端

 

構図

被写体などの配置。
画面の構成。
【関連】フレーミング

日の丸構図

主題となる被写体を中心に配置した構図。

 

3分割法

縦横それぞれ均等に2本ずつ線を引き、交差した位置に主題となる被写体を配置する構図。

対角線構図

長い被写体を対角線に合わせて配置する構図。

額縁構図

中心に主題、それを取り囲む様に副題となる被写体を配置した構図。

パターン構図

同じ形をした被写体を画面内に均等に配置する構図。

三角構図

主題の被写体が三角形になっている構図。

 

高倍率

ズームレンズの最大焦点距離を最小焦点距離で割った数値が大きいレンズ。
あくまで倍率なので超望遠とは同義ではない。

 

光芒

【読み】コウボウ
光源から長く伸びる光。

 

合焦

【読み】ガッショウ ゴウショウ
ピントが合うこと。

 

小絞りボケ

【同義語】回折現象

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サードパーティー

カメラメーカーの規格に互換性のあるレンズやアクセサリーを作る会社。
【同義語】社外
【対義語】純正

 

サイド光

被写体に横から当たる光。

 

サブ液晶

カメラ軍艦部などに配置された、露出情報や設定などを表示する液晶。

 

最小絞り

レンズの絞りを最も絞った状態。
またはその値。

 

最大撮影倍率

被写体に対する、レンズが映す像の大きさの比率。
この値が大きいほど被写体を大きく映すことが可能なので、マクロレンズでは重要な値となる。

 

最短撮影距離

合焦させることが可能な被写体との最短距離。
被写体に近づくマクロレンズでは重要な数値。

 

彩度

画像の鮮やかさ。

 

三脚

三本の脚でカメラを固定する機材

三脚穴

三脚に固定するためにカメラ底部に設けられたネジ穴。
1/4インチサイズが主流の規格で、ほとんどのカメラと三脚で採用されている。
極稀に大型機材で3/8インチサイズが使われることがある。

三脚座

望遠レンズなど、大型レンズに設けられた三脚固定パーツ。

 

先幕

露光開始時に開くシャッター。
シャッターが開く瞬間。
【関連】フォーカルプレーンシャッター

 

先幕シンクロ

先幕時にストロボを発光させる撮影手法。
動体を撮影すると動き始めに強い像が出来る。

 

電子先幕シャッター

機械的な先幕を使わずにイメージセンサーが電気的に露光を開始することで先幕の代わりにするシャッター方式。
レリーズタイムラグを少なくすることができる。

 

シャープネス

輪郭を強調して、解像感を高める画像加工方法。

 

ジャギー

画像の輪郭曲線部分が階段状になっていること。
低解像度の画像で目立つ。

 

シャッターショック

三脚撮影時などに、シャッターを押したときにカメラ内のミラーや幕が動いた振動によってブレが生じてしまう現象。
【同義語】ミラーショック

 

シャッタースピード

シャッターが開いてから閉じるまでの速度。
【同義語】SS

 

ジョイスティック

レバーを傾けて入力を行うインターフェイス。
測距エリアを選択するときに使うと直感的に操作できるので素早く入力できる。

 

ジンバル

外付けの手ぶれ補正装置。

 

絞り値

【同義語】F値

 

視度調整

視力に合わせてファインダーの見え方を調整すること。
主にファインダー横の視度調整ダイヤルで行う。

 

自然光

太陽光や月光。
【対義語】人工光

 

収差

光がレンズを通って結像したときに、設計意図と違う形で形状や色などに発生する歪み。

色収差

色ズレ。
収差によって、色のにじみが発生すること。

歪曲収差

収差によって像の形状に歪みが起きること。
横方向の歪曲を樽型、縦方向の歪曲を糸巻き、両方の歪曲を陣笠と呼ぶ。

 

周辺減光

【同義語】周辺光量落ち

 

周辺光量落ち

【同義語】周辺減光
画像縁辺部が暗くなってしまう現象。
完全に暗くなってしまったものはケラレと呼ぶ。

 

純正

カメラメーカーが販売するレンズやアクセサリー。
【対義語】社外 サードパーティ

 

順光

カメラから被写体方向の光。
【対義語】逆光

 

小三元

麻雀で三種類の牌を揃える役に由来。
各レンズメーカーの広角・標準・望遠ズームレンズで開放F値がF4通しの3本。
【関連】大三元

 

焦点距離

レンズの中心からイメージセンサーに結像するまでの距離。
望遠は長く、広角は短くなる。

 

白レンズ

望遠Lレンズの俗称。
鏡筒が白いことから。

 

白飛び

ハイライト部分が真っ白に抜けてしまうこと。
【対義語】黒つぶれ

空と教会の壁が白飛びしてしまっている

 

人工光

人工的な光源。
ライト、フラッシュなど。
【対義語】自然光

 

ズーミング

ズームレンズで焦点距離を変えること。

 

ズームリング

ズーミング時に使うレンズのリング。

 

ズームレンズ

焦点距離が一定の範囲で可変のレンズ。
【対義語】単焦点

 

ステッピングモーター

AF時に使われるレンズ内に搭載されるモーターの一種。
回転角度の制御が可能で、移動精度が高い。
【関連】超音波モーター

 

ストロボ

米国ストロボ・リサーチ社のスピードライトの商標。
商標ではあるが、一般的に他社のスピードライトもストロボと呼ぶ。

クリップオンストロボ

ホットシューに取り付けるタイプのスピードライト。
クリップオンストロボという呼び方が一般化しているので、クリップオンスピードライトとはあまり呼ばない。
【対義語】内蔵フラッシュ

 

スピードライト

【同義語】ストロボ フラッシュ
ストロボが商標なので、他社が販売時に使う呼び方。

 

スローシャッター

【同義語】長時間露光
1/10sなどの遅いシャッタースピードで撮影する手法。
意図的に被写体ブレを生んだり、流し撮りをするときに使われる。
言葉のニュアンスとして、スローシャッターは1秒以下、長時間露光は数秒~数分のシャッタースピードを指す場合が多い。

 

スローシンクロ

スローシャッターでストロボ撮影する手法。
夜間ポートレートなどで、背景を明るく撮影したい場合に使われる。

 

赤道儀

星空撮影で長時間露光する際に露光中に星の動きとカメラの動きを同期させる装置。
星が動いて線上に撮影されることを防ぐ。

 

接写リング

カメラとレンズの間に装着することで、最短撮影距離を縮めることが出来るアクセサリー。

 

前群繰り出し

前玉を動かしてピントを合わせるフォーカス方式。
構造をシンプルにできる。
【関連】インナーフォーカス リアフォーカス 前玉フォーカス

 

ソフトフォーカス

輪郭をボカして、柔らかい印象の画像を撮影する手法。
軟焦点レンズやソフトフィルターを使ったり、画像加工によって実現される。

 

測距点

【同義語】フォーカスポイント
画角内でピントを合わせることが出来るポイント。

 

測光

露出を測定すること。

ダイナミックレンジ

描画可能な、最大の暗さと明るさの幅。
ダイナミックレンジが広ければ、黒つぶれや白飛びが少なくなる。

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タイムラプス

一定間隔で撮影した静止画を組み合わせて作る動画手法。
早送りやコマ送りのような映像効果が得られる。

 

タッチ&ドラッグ

ライブビューモニターを使った、ノートパソコンのマウスパッドの様に使えるインターフェイス。

 

玉ねぎボケ

玉ボケが玉ねぎの輪切りの様に縞状になってしまう現象。
【同義語】年輪ボケ

 

玉ボケ

点光源や、乱反射光などをボカして撮影したときに出来る玉状のボケ

 

縦位置グリップ

【同義語】バッテリーグリップ
縦位置撮影を安定させるために三脚穴で固定されるグリップ。
シャッターボタンが搭載されていて、縦位置でも横位置と同じ様に構えて撮影が可能となる。
バッテリーの電子接点でボディとの通信を行うので、グリップ内にバッテリーが入れられ、拡張バッテリーとしても使われる。

 

多重露光

1つの画像に複数の画像を重ねて写す撮影方法。

 

大三元

麻雀で三種類の牌を揃える役に由来。
小三元よりも点数が高い。
各レンズメーカーの広角・標準・望遠ズームレンズで開放F値がF2.8通しの3本。
【関連】小三元

 

単焦点

【対義語】ズームレンズ
焦点距離が固定のレンズ。
ズーム機構がないので明るいレンズが作りやすい。

 

チルト液晶

スライドして角度が変わることでハイアングルやローアングル撮影がしやすくなるライブビュー液晶。
【関連】バリアングル液晶

 

中判

イメージセンサーのサイズ。
フィルムサイズ。
35mmよりも3~4倍大きい。

 

超音波モーター

超音波振動を利用して動くモーター。
英語表記はUSM。
小型化出来ることや、応答性が高いのでAFモーターとして使われる。
ステッピングモーターよりも高性能で高価になる。

 

長時間露光

【同義語】長秒露光 スローシャッター
秒単位の長い時間露光させる撮影方法。
夜景や星空撮影でよく使われる。

 

長秒露光

【同義語】長時間露光

 

ティルトシフトレンズ

光軸をずらしたり傾けたりしての撮影が可能なレンズ。
鏡筒が可動で、ズレたり傾いたりする。
ジオラマの様な写真が撮影可能。

 

テクスチャー

物体の質感。
手触り。
写真ではテクスチャーの再現が1つの課題となる。

 

デジイチ

デジタル一眼カメラ。
【対義語】フィルム一眼

 

デジタルズーム

焦点距離を変えるなど光学的操作ではなく、画像エンジンでズーム処理すること。
クロップやトリミングと同じ効果で、解像度は下がる。

 

デュアルピクセル

CanonのCMOS
1画素内に2つの受光センサーを内蔵させることで、専用の位相差センサーを搭載することなく位相差AFが可能。

 

テレコン

テレコンバーターの略。
【同義語】エクステンダー

 

テレ端

【同義語】望遠端
【対義語】広角端 ワイ端 ワイド端
ズームレンズで、焦点距離を最も長くした状態

 

手ブレ補正

レンズやボディ内に搭載される、手ブレの影響を抑える機構。
手ブレ補正の強さは段数で表記される。
手ブレは1/焦点距離のシャッタースピードで抑えられるが、手ブレ補正があればその段数分シャッタースピードを下げても手ブレを抑えることが出来る
【関連】EV値 段数

ボディ内手ブレ補正

ボディ内に装備された手ブレ補正。
ミラーレス機はシャッター幕が降りるまでイメージセンサーに像が投影されているのでボディ内手ブレ補正が搭載しやすい。

レンズ内手ブレ補正

レンズ内に手ブレ補正機能をもたせたもの。
一眼レフカメラは、レンズ内に手ぶれ補正が合った方がファインダー像のブレも抑えられるのでメリットが大きい。

 

手持ち

三脚や一脚を使わずにカメラを手で保持して撮影すること。
手ブレに注意する必要がある。

 

電子シャッター

シャッター幕を使わずに電気的に露光を行うこと。
【対義語】メカシャッター

 

電子ダイヤル

カメラのダイヤル状のインターフェイス。
【同義語】コマンドダイヤル

 

電子ビューファインダー

【同義語】EVF

 

電子水準器

電子水準器が搭載されたカメラはファインダーやライブビューモニターで水平チェックが可能。

 

トーンカーブ

画像の明るさをグラフ化したもの。
グラフの曲線を変形させることで、明暗やコントラストを一律ではなく、部分的に調整可能。

 

トーンジャンプ

【同義語】階調トビ

 

ドライブモード

連写やタイマーなどシャッターの切り方の設定。

 

ドライボックス

【関連】防湿庫
カメラやレンズを保管する気密性の高いケース。
カビ予防のために乾燥剤をいれて、低湿度の状態を保つ。
防湿庫はほぼ同義だが、ドライボックスは乾燥剤を入れる簡易防湿庫、防湿庫は電子防湿庫を指す場合が多い。

 

トリミング

画像の一部を切り取る画像加工。

 

等倍

画像を表示している液晶の解像度に合わせて表示すること。
ピクセル等倍。

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長玉

【同義語】望遠レンズ

 

流し撮り

動体撮影時に被写体に合わせてカメラを動かし、背景を移動方向にボケさせる撮影手法。

 

ニ眼レフ

レンズが2本付いたカメラ。
ファインダーと撮影用のレンズを分けることで、ファインダー像が大きくマニュアルフォーカスが高精度で出来るようになる。
1955年に日本での本格的な製造は終了した。

 

日中シンクロ

明るい状況でストロボ撮影すること。
逆光時のポートレートで被写体を明るくするためによく使われる。

 

1つの機材に満足できず、次々と機材を買い集めてしまうこと。
特にレンズは沼にハマりやすい。

 

抜け

「抜けの良い写真」とは解像感が高く、クリアな印象の写真。
空気感などがうまく表現されているもの。
【関連】眠い

 

眠い

コントラストが低く、もやっとした印象の写真。
【関連】抜け

 

年輪ボケ

【同義語】玉ねぎボケ

 

ノイズ

高感度撮影時に現れる写真のざらつき。
長秒露光でも現れる。

ノイズで夜空がざらついてしまった花火写真

ノイズリダクション

画像ノイズを軽減させる機能。
NR。

 

ノートリ

トリミングしないこと。
トリミングしていない画像。

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パースペクティブ

遠近感。

 

パープルフリンジ

明暗差が大きな輪郭部に現れる偽色。
収差が原因の場合もあるが、その他の原因がある場合もある。

 

パーマセル

パーマセルテープ。
撮影時に仮止めなどでよく使われるテープ。
粘着力が弱く跡が残りにくい。

 

ハイエンド

最上位機種。
各メーカーの技術の粋が集められている。
プロ向け機材。
【同義語】フラッグシップ
【対義語】エントリー

 

ハイキー

適正露出よりも高めに設定して撮影された画像。
【対義語】ローキー

 

ハイライト

画像内の最も明るい部分。

 

ハイレゾショット

オリンパス一眼に搭載されている機能。
センサーを0.5ピクセル単位でずらして撮影した画像を合成することでセンサーサイズよりも高解像度な画像を作り出す。

 

バウンス

ストロボの光を直接被写体に向けるのではなく壁や天井に反射させる照射方法。

 

バズーカ

超望遠レンズ。
前玉が大きく、撮影時の格好がバズーカを構えている様に見えることから。
【同義語】長玉

ライトバズーカ

SIGMAとTAMRONが発売した100-400mmのコンパクト超望遠レンズ。

バチピン

【同義語】バチピン

 

バックフォーカス

レンズ装着時の後玉からイメージセンサー、フィルムまでの距離。
後玉の位置はレンズごとに異なるのでフランジバックとは長さが前後する。

 

バッテリーグリップ

【同義語】縦位置グリップ

 

バッファフル

連写撮影時に、撮影速度がカメラの記録メディアへの書き込み速度を上回った場合、撮影データは一時メモリに書き込まれるが、一時メモリがいっぱいになるとバッファフル状態となり連写速度が低下したり、連写がストップしたりする。
【関連】連写

 

バリアングル液晶

カメラの向きに関係なく自由に向きを変えられるライブビュー液晶。
【関連】チルト液晶

 

バルブ

シャッタースピードをB(Bulb)、バルブに合わせるとシャッターボタンを押した間はシャッターが開き続け露光が続く様になる。
長時間露光撮影などで使われる。

 

パンケーキ

全長が短い単焦点レンズの俗称。
見た目がパンケーキに似てることから。

 

パンフォーカス

画角全体にピントが合うように被写界深度を深くする撮影手法。

 

半押し

シャッターボタンを半分だけ押し込んだ状態。
AFやAEを起動させたり、カメラをスリープから復帰させたりすることができる。

 

ピーキング

EVFやライブビュー液晶で合焦位置を教えてくれる機能。
ピント位置がわかるのでマニュアルフォーカス時に役立つ。

 

ピクセル

【同義語】画素

 

ピクチャーコントロール

Nikon一眼カメラに搭載されている撮影画像の雰囲気を調整する機能。
階調補正や色合いなどの補正が行われる。
【関連】ピクチャースタイル クリエイティブスタイル

 

ピクチャースタイル

Canon一眼レフに搭載されている撮影画像の雰囲気を調整する機能。
階調補正や色合いなどの補正が行われる。
【関連】ピクチャーコントロール クリエイティブスタイル

 

ヒストグラム

縦軸にピクセル数、横軸に明るさを配したグラフ。
画像の明暗分布がわかるので、白飛びや黒つぶれ、全体の明るさなどが把握出来る。

 

ビットレート

一秒間に転送可能なデータ量。
動画撮影時の画質に影響する。

 

ピンズレ

ピントが意図した位置からズレてしまっていること。

 

被写界深度

ピントが合う範囲。
深い、浅いで表現される。
F値が大きくなるほどピントが合う範囲は広く、被写界深度は深くなる。

 

被写体

カメラの撮影対象。

被写体ブレ

被写体が動いたことによる現れるブレ。

被写体依存度

撮影画像の評価が被写体に左右される割合。
撮影テクニックを駆使した写真ほど被写体依存度は低くなる。
綺麗な風景やモデルなどを、オート設定で撮影した写真は被写体依存度が高いといえる。

 

ファームアップ

ファームウェアアップデートの略。
カメラやレンズのファームウェアをバージョンアップすること。

 

ファームウェア

カメラやレンズに記憶されている制御プログラム。

 

ファインダー視野率

イメージセンサーに投影される像に大して、ファインダーが何%の像を投影しているかという数値。
入門機ではペンタプリズムの大きさなどの問題で100%とならないことが多い。

 

ファインダー倍率

ファインダー像とイメージセンサーの大きさの比率。
ファインダー性能だけでなく、イメージセンサー大きさにも関係する。

 

ファンクションボタン

様々な機能を割り当てられるボタン。
一眼カメラのボタンカスタマイズで重要となる。

 

フィルター

レンズの前玉の前に取り付けて、減光させたり、反射を抑えたりなど様々な効果を生み出す。
前玉ではなく、マウントアダプターや鏡筒内に差し込むタイプもある。

フィルター径

フィルターの直径。
前玉の直径と合わせて購入する必要がある。

LBフィルター

色温度を変更するフィルター。

NDフィルター

減光するためのフィルター。
晴天時にスローシャッターを使うときなどに使う。

PLフィルター

偏光レンズによって反射を抑えるフィルター。
水面を綺麗に撮影したり、風景を鮮やかに撮影する効果がある。

ソフトフィルター

ソフトフォーカス効果を作り出すフィルター

クローズアップフィルター

マクロレンズの様に接写が可能になるフィルター。
凸レンズになっていて、複数の倍率がある。

保護フィルター

前玉保護のために取り付ける透明のフィルター。

 

フォーカスポイント

【同義語】測距点

 

フォーカスリング

マニュアルフォーカス時に使うレンズのリング。

 

フォーカルプレーンシャッター

一眼レフカメラで採用されるシャッター方式。
先幕と後幕の2枚のシャッター幕で構成される。
露光開始時にまず先幕が開き、露光終了時に後幕が閉じることで露光が完了する。

 

フォーマット

記録メディアを使用前にカメラの保存形式に合わせること。
フォーマットをしなくても保存できる場合が多いが、メディアの記録速度が遅くなったり、動作が不安定になることもある。
既に保存データがある記録メディアの場合は初期化されてデータは消えてしまう。

名詞的にはRAWフォーマットやDXフォーマットなど規格のこともフォーマットと呼ぶ。

FXフォーマット

Nikonは35mmフルサイズをFXフォーマットと定義している。

DXフォーマット

NikonはAPS-CサイズをDXフォーマットと定義している。

 

フォトジェニック

写真向きの被写体。
インスタジェニックはいわゆる「インスタ映え」のこと。

 

フラッグシップ

【同義語】ハイエンド

 

フラッシュ

【同義語】ストロボ スピードライト
基本的にストロボ、スピードライトは同義だが、フラッシュは瞬間発光するライト全般に使われるのでやや広義。

内蔵フラッシュ

カメラに内蔵されているものはフラッシュと呼ぶ。
内蔵ストロボや内蔵スピードライトと言う呼び方は一般的ではない。
【対義語】クリップオンストロボ

 

フランジバック

カメラのレンズマウント面からイメージセンサー、フィルム面までの距離。

 

フリッカー

蛍光灯など高速点滅する光源下で撮影する際に起こるちらつき。
フリッカーレス機能を使うことで抑えることができる。

 

フルHD

動画の解像度。
4K登場までは最も高解像度だった。

 

フルサイズ

イメージセンサーのサイズ。
【同義語】35mm FXフォーマット
【関連】APS-C

 

フルミラ

フルサイズミラーレスの略。

 

フレア

逆光などで撮影したときに、コントラストが低下してぼやけたようになる状態。
基本的には避けるべき現象だが、効果的に使うと印象的な写真を作ることもできる。

フレアで全体のコントラストが低下している

 

フレーミング

ファインダーを通して構図を決定すること。

 

フレーム

動画を構成する1コマの静止画。

フレームレート

動画の1秒間のフレーム数。
単位はfps(frames per second フレーム毎秒)

 

ブロワ

レンズのホコリを吹き飛ばす道具。

 

ヘリコイド

螺旋で2つの筒を合わせて鏡筒を伸縮させるメカニズム。
レンズのフォーカスやズーミングで使われる。

 

ペンタプリズム

一眼レフで、ミラーに反射した光を正立正像としてファインダーに投影するためのプリズム。
レンズを通過した光は上下左右が逆の倒立逆像であるため、ペンタプリズムが必要となる。

 

ポートレート

人物写真。

 

ホットシュー

【同義語】アクセサリーシュー

 

ホワイトバランス

光源の色温度に合わせて行われる色合いの調整。
【同義語】WB

 

望遠

焦点距離が長い状態。
【対義語】広角

望遠端

ズームレンズで焦点距離を1番長くした状態。
【同義語】テレ端
【対義語】広角端 ワイ端 ワイド端

 

防湿庫

【関連】ドライボックス
主に除湿装置を備えた電子防湿庫を指す場合が多い。

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マイクロフォーサーズ

イメージセンサーサイズの規格。
APS-Cの60%ほどの大きさ。

 

マウント

レンズとカメラの接続部。
その規格。

1マウント

Nikon 1シリーズ(ミラーレス機)のマウント規格。

Aマウント

コニカミノルタ、現SONYのレフ機用マウント規格。

EF-Mマウント

Canon EOS Mシリーズのマウント規格。

EFマウント

Canonレフ機用のマウント規格。

Eマウント

SONYミラーレス用のマウント規格。

Fマウント

Nikonレフ機用のマウント規格。

Kマウント

ペンタックス一眼レフ機用のマウント規格。

Lマウント

ライカミラーレス用のマウント規格。
パナソニック、SIGMAも同じLマウントで協業することを発表。

RFマウント

Canonフルサイズミラーレス機のマウント規格。

Xマウント

富士フィルムミラーレス機のマウント規格。

Zマウント

Nikonフルサイズミラーレス機のマウント規格。

マウントアダプター

違うマウント規格でも使用可能となるようにレンズとボディの間に使われるアダプター。

 

マクロレンズ

最短撮影距離が短いレンズ。

 

マクロ撮影

被写体に近づいて撮影すること。
最短撮影距離がポイントとなる。

 

マルチファンクション

モードの切替などで様々な機能をもたせるインターフェイス。
一眼カメラではボタンカスタマイズで機能設定が出来る。

 

前ピン

ピントが意図した位置よりも前きてしまう現象。
【対義語】後ピン

 

前ボケ

被写体の前方に作られたボケ。
【対義語】後ボケ

 

前玉

レンズ鏡筒最先端部に取り付けられているレンズ。
【対義語】後玉

前玉フォーカス

前玉を動かして合焦させるフォーカス方式。
構造がシンプルだが、フォーカス時に前玉が回転し、全長が変わってしまう。
【関連】全群繰り出し インナーフォーカス リアフォーカス

 

ミラーショック

【同義語】シャッターショック

 

ミラーボックス

一眼レフボディ内のミラーを固定している空間。

 

ミラーレス

ミラーレス一眼。
ボディ内にミラーを持たないレンズ交換式カメラ。

 

無限遠

レンズは一定距離を超えるとピント調整が不要となる。
その距離やフォーカスの位置。

 

メカシャッター

シャッター幕などを作動させて、機械的にイメージセンサーの露光時間をコントロールするシャッター方式。
【対義語】電子シャッター

 

メモリーカード

【同義語】記録メディア

 

モアレ

干渉縞。
細かい模様を撮影したときに起こる模様の変化。

囲み部分に布の模様ではない縞が発生している

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ライブビュー

ライブビュー液晶。
カメラ後面にある液晶。
また、その液晶を使って撮影すること。
ライブビューを使うためには、イメージセンサーに光が当たっている必要があるためシャッターは開いた状態となる。
【関連】チルト液晶 バリアングル液晶

 

ラグビーボケ

玉ボケがラグビーボール状になる現象。
猫の目ボケ。

 

リアフォーカス

後玉を動かしてピントを合わせるフォーカス方式。
メリット、デメリットはインナーフォーカスに近い。
【関連】前玉フォーカス 全群繰り出し インナーフォーカス

 

リサイズ

画像サイズを変更すること。

 

レタッチ

明るさ調整やトリミング、階調補正や合成など撮影画像の加工を行うこと。

 

レリーズ

シャッター。
シャッターを遠隔操作するアクセサリー。

 

レリーズタイムラグ

シャッターボタンを押してから、露光開始されるまでの時間のズレ。
上位機種では0.05秒程度、エントリー機では0.1秒かかるものもある。

 

レンジファインダー

レンジファインダーカメラ。
一眼カメラとは違いファインダーは独立した光学系で、シャッターによって暗転することはない。
ファインダー内に距離計があり、それを合わせることでフォーカスを行う。
レンズ交換が可能という点では一眼カメラと共通点もある。

 

レンズヒーター

冬の屋外撮影などでレンズ内に結露が発生することを防ぐためにレンズを温めるアクセサリー。

 

レンズペン

ペン型のレンズ掃除道具。

 

連写

連続的にシャッターを切ること。

連写速度

連射速度の単位はコマ数毎秒。
速度と共に、連続撮影可能枚数もポイントとなる。
【関連】バッファフル

 

ローキー

適正露出よりも低めに設定して撮影された画像。
【対義語】ハイキー

 

ローパスフィルター

モアレや偽色を防ぐ目的で画像素子前に置かれるフィルター。

ローパスフィルターレス

ローパスフィルターを使わないことで画像の解像感がアップする。
しかし、モアレや偽色をセンサー精度や画像エンジンなどで防ぐ必要がある。

 

ローリングシャッター

イメージセンサーが画像を読み込む間に被写体が動いてしまうことで、画像上部と下部で歪みが生じてしまう現象。
特に電子シャッターで起きやすい。

 

露光

シャッターが開いてイメージセンサーやフィルムに光が当たっている状態。

 

露出

カメラ内に取り込まれる光の量。
EV値として表される。
シャッタースピード、絞り、感度によって決まる。

露出計

露出を計測する機器。
カメラでも計測可能だが、カメラは被写体の反射光を計測するため、正確な環境光の露出を計測するために用いられる。

 

ワイ端

【同義語】広角端 ワイド端
【対義語】望遠端 テレ端

 

ワイド端

【同義語】広角端 ワイ端
【対義語】望遠端 テレ端