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三脚座は必要なの不要なの?社外製でも使える?三脚座の使い方から疑問までズバッと解決!

tripod-mount

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最近話題となっているのがライトバズーカと呼ばれるコンパクトな100-400mmの超望遠ズームレンズです。

 

しかし、ライトバズーカには三脚座が付属されていなかったり、そもそも三脚座の設置場所がないものもあります。

 

三脚座は必要なものなのでしょうか。

三脚座とは?使い方は?

三脚座とは文字通り、三脚に固定するためのアタッチメントです。

 

通常、三脚に固定するならカメラの三脚穴を使えばよいのですが、望遠レンズなどの大きなレンズをカメラに装着した場合、重心がカメラ側ではなくレンズ側となるので、カメラの三脚穴を使うとうまく固定できなくなります。

 

三脚穴で望遠レンズ付きのカメラを固定すると、レンズが重いので「おじぎ」してしまうのです。

 

そのため重心のあるレンズで三脚に固定する必要があるのでレンズに三脚座が必要となります。

 

 

三脚座の使い方

三脚座の使い方は基本的にはカメラを三脚に固定するときと同じです。

 

ただ、三脚座にはアルカスイス互換のものもあるので、アルカスイス互換の雲台を使った三脚座に固定する場合は、アダプターを介することなく固定できるタイプのものもあります。

 

三脚座は縦位置撮影も可能です。

 

通常、三脚固定で縦位置撮影する場合は、カメラを縦に固定するため縦位置撮影用のアタッチメントが別に必要となります。

 

しかし、三脚座を使って縦位置撮影する場合は、カメラを回転するだけで縦位置撮影できます。

 

三脚座は固定したままレンズとカメラを回転することができます。

 

三脚座不要論

さて、使い方をみると便利で必要なものにも思える三脚座ですが、不要論もあります。

 

もちろん、望遠レンズで三脚撮影するときは、カメラの三脚穴ではバランスがとれないので三脚座は必要なアイテムです。

 

しかし、言うまでもありませんが、三脚撮影しなければ三脚座は不要です。

 

超望遠レンズなどは、三脚座が標準で付属しているものもありますが、撮影環境によっては外してしまうカメラマンもいます。

 

海外の屈強なカメラマンは400mm F2.8や600mm F4といった重いレンズでもけっこう手持ちで撮影しています。

 

カメラマン席でずっと撮影する場合は別ですが、移動しながら撮影する場合など、望遠レンズでも手持ち撮影の機会は意外と多くあります。

 

三脚座は重い望遠レンズを装着したカメラをしっかりと三脚に固定するために金属の削り出し加工などで作られています。

 

望遠レンズなどの大きなレンズは1kgを超える重さがあるので、カメラと合わせて3kg以上、レンズやカメラによっては10kgに迫る重さに耐えるために金属を使って丈夫に作られています。

 

そのため、意外と重いのです。

 

ただでさえ重い望遠レンズに三脚座までつけて重くする必要はないというのが三脚座不要論です。

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ライトバズーカに三脚は必要か?

そもそも三脚座不要論が出たのはライトバズーカが販売されるようになったことが大きな理由です。

 

通常、テレ端が400㎜を超えるような超望遠レンズや、開放F2.8の明るい望遠レンズは大きく重いので、三脚や一脚で保持しないと長時間の撮影は大変で三脚座が必須となります。

 

しかし、ライトバズーカと呼ばれる100-400㎜の超軽量望遠ズームレンズは手持ちで手軽に超望遠撮影できるとことが特徴で、価格も手ごろであることから人気となっています。

 

ライトバズーカは手持ち撮影を前提としているので三脚座は付属していません。

 

付属していない三脚座をわざわざ後からまあまあの金額で購入する価値があるのかということで三脚座要不要論争が巻き起こるのです。

 

ライトバズーカの元祖、SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSMには三脚座の付属どころか、三脚座固定位置すらありません。

 

SIGMAに続く形でTAMRONが発売した100-400mm F/4.5-6.3 Di VC USDではメーカー純正の三脚座が別売りされていますが、1万5000円以上の定価です。

 

どうせ三脚座は使わないからSIGMAにするのか、三脚座が必要だからTAMRONにするかというのは手頃な望遠レンズを求めるユーザーにとっては悩ましい問題です。

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社外製三脚座は使える?

三脚座の設置場所すらないSIGMAのライトバズーカですが、他社製、いわゆるサードパーティ製の三脚座が販売されています。

 

三脚座の取り付け位置がないSIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSMですが、サードパーティ製の三脚座はボタン類や距離指標窓などをうまく迂回し三脚座を固定することができます。

 

ただし、ボタンなどを迂回させているので縦位置へ回転させることは出来ない仕様が多いので注意が必要です。

 

TAMRON 100-400mm F/4.5-6.3 Di VC USDには純正三脚座がありますが、価格が高く別売りなのでサードパーティ製の三脚座という選択肢もあります。

 

純正の1/3程度の金額で購入することができるので、純正に拘らなければ手軽に入手できます。

F-Foto製三脚座をレビュー

今回はカメラアクセサリーメーカーのF-Fotoが販売する三脚座をみてみましょう。

F-FotoはSIGMA、TAMRON 100-400用の三脚座を販売しています。

 

アルミ削り出し加工で頑丈に作られていて、アルカスイス互換となっていることで扱い安い三脚座となっています

 

SIGMA 100-400では縦位置での固定はできませんが、TAMRON 100-400では縦位置撮影も可能です。

 

価格はいずれも5000円前後で、人気商品のためAmazonでは入荷待ちとなっていることもあります。

 

ホールド感などは問題なく、日本メーカーが販売していることから安心感もあり、大切なカメラとレンズを固定する三脚座として十分機能します。