カメラを始めてからそこそこ月日が経ち今年の初めにはα7Ⅱを購入したことでフルサイズミラーレス機に移行もしました。
ただミラーレスに変えてからも割と平気で外でもレンズ交換を度々していたのですが、この間撮影した写真をあとでデータで見たときに写真が汚れていることに気づいたのです。
普段は風景を撮っていることが多いのでそこまで気にならなかったのですが、白背景の撮影をしたら下の写真のように左上のところにボンヤリと汚れがついているのです。
さらにアップでよく見ると、その他にも気になるところが出てくる出てくる。
「レンズの汚れかなー」とも思ったのですが、レンズを交換しても汚れは変わらずその位置についています。
てことはカメラのセンサーについてしまった汚れと言うこと。。
Photoshopでどうせ修正するしと今まで怠ってきたカメラセンサーのメンテナンスをしなくてはいけない時がやってきた訳です。
でもどうしていいかわからないので、とりあえず調べて自分で解決出来る策はあるのかを探りました。
で先に結論なのですが表題にもあるのですが、ストア(サービスステーション)に持って行くのが今の私的にはベストだと考えています。
その理由を順にご説明致します!
まずは自分で出来るカメラーセンサーの掃除法
なるべくならお金をかけずに、そして時間をかけずに済ましたいもの。
とりあえずこれで解決出来るなら一番最短最速でお金のかからない簡単な方法を試してみます。
カメラの内臓機能 クリーニングモードでゴミを落とす
こちらはカメラに内臓されている機能です。
一眼レフカメラ・ミラーレスカメラそれぞれにクリーニングモードは搭載されているはずですが、一眼レフカメラの場合は自動クリーニング(今すぐクリーニング)と手作業でクリーニングのうちの自動クリーニング(今すぐクリーニング)ほうです。
要はカメラがブルっと震えて振動でセンサーについたホコリを取って(落として)くれる機能
SONYの場合
MENU→セットアップ→クリーニングモード→実行
Canonの場合
MENU→🔧→センサークリーニング→今すぐクリーニング→OK
Nikonは持っていないのですが調べてみると同じように
セットアップメニュー→イメージセンサークリーニング→実行で出来るようです。
ただそんなに効果的なものでなく、本当に軽いホコリとかなら振り落とせるかもしれませんがセンサーにしっかりとついてしまったホコリや汚れに関しては、あまりこの機能で綺麗に出来るほどではありません。
事実、私のセンサーについている汚れは全然落ちませんでした。
(センサーには肉眼でも見えるホコリがついていたのですが、写真を撮り忘れていたので画像はないです。)
ブロワーでゴミを吹き飛ばす
お次はブロワーで風を吹きかけることで汚れやホコリを取り除いていきます。
ミラーレスカメラの場合は、レンズを外せばそのままセンサーが出てくるのでブロワーを吹きかければ良いのですが、一眼レフカメラの場合はレフ(ミラー)があるので、もう一操作しなくてはいけません。
Canonの場合
レンズを外す→電源ON→モードダイヤルを応用撮影ゾーン(M・Av・Tv・P)内にする→MENU→🔧→センサークリーニング→手作業でクリーニング→OK
この操作をすることで一眼レフカメラのレフ(ミラー)が上がり、センサーが見えるようになります。
絶対にセンサーにブロワーを触れないようにしながら吹き飛ばしていきます。
カメラ内臓のクリーニングモードよりは若干取り除く力は強くなりますが、私の場合はこちらでも頑固な汚れ・ホコリは排除できませんでした。
クリーニングキットの粘着棒で取り除く
PENTAX イメージセンサークリーニングキット
通称「ペンタ棒」と呼ばれるツールで、先端の粘着ゴムで直接センサーをペタペタとホコリを吸着して取り除いていく代物。
「なるほど!これは取り除けそう!」と思ったのですが「これ、もしかして難しくね?と言うかセンサーに直接って怖くね?」と不安になったので、もう少し調べてみました。
名前にペンタックスがついているようにペンタックスのサービスセンターで実際に使われいるメーカー純正品のようで、その点に関しては安心があります。
ただこの粘着の部分はあくまでシリコン自体の持っている性質で粘着質なだけなので、何かノリのようなものがついている訳ではありません。(まぁそんなものがついていたらカメラセンサーが壊れてしまうので当たり前ですが、、)
「良く取れた」「ぜんぜん取れない」と人によって意見が別れているのは、この性質を理解して上手く使いこなすテクニックがあるかどうかの差のように感じます。
また一回一回ホコリを付着させたらクリーニングペーパーで拭き取ることの煩わしさと、下手をするとホコリをペンタ棒につけて逆にセンサーに追加でホコリをつけてしまう可能性があるらしいことがわかりました。
結局この「ペンタ棒」はテクニックがないと諸刃の剣で、割と上級者向きでした。
※セルフクリーニングのおすすめ!って謳っときながら最後らへんまで読むと、失敗して結局ストアに持っていきましたなんて話もちらほら
割とリスキーってことでこちらはパス。
クリーニング液で拭き取る
そして調べた中で一番の汚れやホコリの除去力があるものが、クリーニング液で拭き取る方法。
多くのメーカーサービスステーションで採用されている方法もこちらなのだとか。
「これがベスト」そうは思うのですが、センサーに液をつけるってのが、センサー掃除初心者にとってハードルがちょっと高すぎです。
何かあった時に後戻りできない可能性が大すぎて恐怖しかありません。
そんな訳で私は結局このセンサーの汚れの除去をストアに持って行くことにしたのですが、結果的にその判断が正解だったとストアのメンテナンス後に気づかされました。
ストア(サービスステーション)にするべき理由
お判りいただけたでしょうか?
掃除後がめちゃくちゃ綺麗になっているのは当たり前で、真に大事なことは清掃前にあります。
センサーを目視して見た汚れ、撮影した際に写っていた汚れ、そして白い場所などで真っ白な状態で撮影して見た細かな汚れ(撮影した画像がどこかにいってしまって無くて申し訳ありません)、いろんな見方をして汚れを確認したはずでしたが、それ以上の汚れがついていることに自分自身が気づいていないこと。
今がどれだけひどい状態か
このことを初めの段階で自分が認識できていなければ、どんだけ掃除したところで全ての汚れを除去できるはずがありません。
そう!この結果を見てやっぱりプロに任せるべきだ!
せめて自分がどれだけ汚れているかを見極められるようになるまでは。
と勉強になりました。
ちなみに上の画像は、クリーニングが終わって清算した時に渡してもらったものです。
圧倒的除去力とリーズナブルな金額
めちゃくちゃ綺麗になったのは言わずもがな。
そもそもセンサーのクリーニングはクリーニングやメンテナンスの中でも安いベーシックコースになります。
SONYの場合で税込3240円!
さっき上の方で話した「ペンタ棒」が2700円くらい、クリーニング液は安いもので2800円で高いものでは7000円くらいのものもあり、その費用と自分自身の手間と時間がかかります。
てことはストア(サービスステーション)のコスパ良すぎ!
混んでいなければ大体1〜2時間、土日などの混雑が予想される時でも午前中とかに持って行けば、まずその日に仕上がってきます。
唯一の欠点はストア(サービスステーション)の数。
SONYの場合は全国で5ヵ所。
銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡
Canonで3ヵ所。
銀座・名古屋・大阪
私は住んでいる場所から名古屋が1時間くらいなので、ヨドバシカメラに行くついで持っていけるため便利ですが、住んでいる場所からあまりにも遠い人にとってはちょっと辛いかも。
ヨドバシカメラなどでもクリーニングの受付はしてくれるのですが、SONYはそこから発送してクリーニングしてもらうので、期間が1週間〜10日ほどかかってしまいます。
なので車か電車で片道2〜3時間までの移動距離なら、朝から行動したらその日のうちに解決できるので、やっぱり持って行くほうが間違いなくて最速なので良いと思います!
純正レンズを持って行くとお得!
またこれはSONYストアの場合でCanonやその他のメーカーもそうなのかはわからないのですが、純正レンズを持って行けばベーシックコース3240円の中でレンズも一緒にクリーニングしてもらえます。
ただあくまで純正レンズに限るので、サードパティや他所のレンズをつけていた場合は対象になりません。(私はそのとき他のメーカーのレンズをつけていたので、やっちゃいました。。)
センサークリーニングまとめ
結果としてカメラの構造も熟知していて大丈夫!
もしくはカメラが壊れてもお金が有り余っているから大丈夫!
なんて人以外の時にセンサークリーニング初心者は無理せずストア(サービスステーション)に持って行くのが一番!
とりあえず分からないまま何となくアマゾンでキッド買ってクリーニングするくらいなら、ちょっとくらい遠くたってクリーニング代も安いんだし、買い物ついでに行ってしまうのがいいのではないでしょうか!
まずはプロの技を見てから!
それが私的な一眼・ミラーレスカメラのセンサーについたゴミを掃除するならセルフよりストア(サービスステーション)にするべき理由でした。