レタッチにLuminar4がカンタンで便利すぎる!トライアル試してみてはいかが?

置きピンを一眼カメラ撮影に取り入れて、ガチピン写真を量産しよう!

Place-focus

スポンサーリンク

Place-focus

最近のAFはかなり性能がよく、素早いピント合わせが可能になりました。

 

しかし、それでも高いスピードで動く被写体には瞬時にピントが合わないこともあります

 

そういうときに活躍するのが置きピンです。

 

そんな置きピンについてみていきましょう。

置きピンってなに?

置きピンとは、撮影の直前ではなく、事前にピントを合わせておくテクニックです。

 

事前に構図とピント位置を固定しておいて、被写体がフレームインするタイミングでシャッターを押すことで写真を撮ります。

 

最新のAFでも追いきれないスピードの被写体や、動きが複雑でカメラで追いきれない被写体を撮影するときは、被写体が通過する場所で先に構図とピントを決めておくことでAFが間に合わない被写体でもベタピン撮影ができます。

 

 

置きピンが活躍する撮影シーン

置きピンが最も活躍するシーンは鉄道でした。

 

「でした」と過去形の理由は、AFの進化です。

 

鉄道車両はかなりのスピードを出していますが、レール上を決められた時刻に走るので置きピンしておいて、鉄道車両の通過時刻にシャッターを押すことで車体にピントを完璧に合わせた写真を撮ることができます。

 

しかし、昨今は動いている被写体にピントを合わせ続けるAF追従性能が進化しているので、鉄道車両が近づいてきたらAF追従させて構図の位置でシャッターを押せば置きピンしなくてもガチピン写真が撮れるようになりました。

 

カメラによっては、「鉄道AF」なるものもあり瞳AFが瞳を認識して追従する様に、カメラが車両を認識して追従してくれます。

 

流し撮りをするときも、鉄道を認識して追従してくれるので、AF任せで撮影できます。

 

もちろん、背景の構図が決まっていてる場合は、カメラを三脚固定して置きピン撮影することもありますが、鉄道撮影は全部が置きピンとは言われなくなりました

 

動きが不規則で速い被写体と言えば、動物撮影では置きピンがかなりの頻度で使われます

 

動いている動物は、予測不能な動きをすることもあるのでAFで追従させにくいので、被写体が通過しそうな場所で置きピンして待ったほうがピントを合わせはやりやすくなります。

 

特に昆虫の様に小さな動物の場合は、AF自体が合いにくいのでAF追従はほとんど機能しません。

 

そのため、飛んでいる虫を撮影する場合は置きピンでフレームインしてくる瞬間を狙った方が撮影しやすくなります。

 

花火撮影や星空撮影でも置きピンが使われます。

 

夜間はAFがほとんど機能しないので、花火や星空撮影をするときは事前に無限遠に置きピンしておくと、暗闇からいきなり現れる花火や、暗い星灯りにピントを合わせることができます。

スポンサーリンク

置きピンの撮影方法

置きピンは先に構図とピントを決めるのでカメラを固定する必要があります。

 

そのため、三脚撮影が基本となります。

 

構図を決めたあとは、ピント合わせをします。

 

当然、置きピンするときはフレーム内には被写体はいないので、フレーム内の被写体収める地点の近くにあるものでピントを合わせます。

 

特に対象物がない場合は、地面でピントを合わせます。

 

ピント精度を高めたいときは、ライブビューにして拡大表示しながらMFでピント合わせすると正確なピント合わせがやりやすくなります。

 

ピントを合わせたあとは、レンズのフォーカスモードをAFからMFに切り替えて、フォーカスリングをテープで固定すると被写体を待っている間にピントがズレてしまうことを予防できます

スポンサーリンク

置きピンには親指AF

親指AFはその必要性に賛否ありますが、置きピンを使うならそのメリットは大きくなります。

 

置きピンはピントを固定するのでシャッター半押しにAF機能を割り当てている場合は、AFでピントを合わせたあとは、シャッター半押しで待機するか、MFに切り替える必要があります。

 

いちいちMFに切り替えたりすると、置きピンした直後に連続してAF撮影したいときには操作を1つ挟むのでどうしてもワンテンポ遅れます。

 

親指AFを設定しておけば、親指をボタンから放せばピントは固定されるので、そのまま置きピン撮影できます。

 

シャッターボタンを押してもAFは作動しないので、MFに切り替える必要もなく、置きピン撮影直後でも親指を押せばAFを作動させることができます。

 

置きピン撮影するなら親指AF設定がおすすめです

 

フルタイムマニュアルフォーカスの有無に注意

最新のレンズではフルタイムマニュアルフォーカスが使えるものが多くなっています。

 

フルタイムマニュアルフォーカスとは、AF中でも、フォーカスリングを手で回した瞬間にMF操作が可能となるものです。

 

AFが迷ってしまったり、AF精度に納得がいかないときなどは、レンズのAF/MF切り替え操作をすることなく、瞬時にMF操作することができます。

 

この機能がないレンズの場合、AFに設定されているときにフォーカスリングを動かすと内部のAF機構にダメージを与えてしまうことがあります

 

そのため、レンズがフルタイムマニュアルフォーカスに対応しているかどうかはチェックしておくと良いでしょう。

 

フルタイムマニュアルフォーカスと親指AFを使えばAFのオンオフとマニュアルでの微調整をレンズのAF切り替えをすることなく使えるので置きピン撮影するときはかなりメリットがあります。