ついに公式に発表されたキャノンフルサイズミラーレス「EOS R」
なんと言っても驚いたのはその価格です!
キャノンオンラインストア価格で23万7500円(税別)です!
先日も直近の「EOS R」の最新情報を書いているのですが、まさかその時点ではこんなにも安い価格で販売されるとは思っても見ませんでした。
その他の前情報もほとんど聞いていたものと同じで嬉しい機能が満載ですが、本体の価格とは対照的にレンズの価格は中々のお値段になっている模様。。
そのあたりを紹介して行きたいと思います。
EOS R特記なする性能と価格
最大5655点AFポジション
はじめに情報を見た時は間違いなんじゃないかと思った人も多いAFポジション5565点も本当でした。
ここまでいるか?って疑問もあるのですが、これだけの数があるからこそ、よりきめ細かいピッチで滑らかな測距点の移動が可能になっていうです。
ですから被写体深度の浅い明るい撮影でもピンポイントでズバッとピントが合わせられるのが魅力です!
世界初のAF低輝度合焦限界FV-6
実際の明るさ
ファインダー内の明るさ
フルサイズミラーレスでは当たり前になった電子ビューファインダー(EVF)ですが、そこはキャノン!ただのビューファインダーではなく、EV-6の抵輝度限界を達成しており、暗いな所でも肉眼で見えづらい場所でも被写体をバッチリ捉え、F値の低いレンズでもオートフォーカスの性能を維持します!
瞳AF
ソニーのαシリーズでも好評だった瞳AFが搭載されています!
この機能は読んだ字のごとく瞳にバッチリとピントが合う機能で、ポートレート撮影する方にとってはもはやなくてはならない機能といったところではないでしょうか!
マルチファンクションバー
ジョイスティックではない新しい操作系として登場したのが「マルチファンクションバー」
スライド操作とタップ操作が出来、撮影時と再生時で異なる操作ができるように操作を割り振ることも可能!
ソニーのαシリーズはボタンによって任意の操作を割り当てられますが、このキャノンのマルチファンションバーは、実際の操作と撮影時の機能のショートカットも兼用しているようで、これはかなり使いやすそうな気がします。
私は今までキャノンとソニーを使ってますが、操作だけでいうなら圧倒的にキャノンの方が操作はし易かったので、このマルチファンクションバーも多くの方が納得する仕上がりになっていると思います!
バリアングル液晶モニター
きましたね!
今までどこのメーカーも、バリアングルとは言いつつもその可動域はかなり制限のあるもので、キャノンの一眼レフカメラにあるようなほとんど全方位に向けられる真のバリアングルモニターは無理なのかと思っていましたが、そこはキャノン!
やはりみんなが思うバルアングルモニターは搭載してきました!
動画を撮ったりする人には、あるのとないのでは雲泥の差でしょうし、この部分においてはキャノンが頭一つ抜けたかもしれませんね!
EOS R 驚愕の価格!
まさかこれだけ(紹介していない機能もあるのでそれ以上)の機能を搭載していながら、良い意味で期待を裏切った価格が発表され、みんな度肝を抜かれたのではないでしょうか!
冒頭にも書いてはいますが
キャノンオンラインストア価格で23万7500円(税別)
おいおいマジかよ、と。
27万前後を予想していた私からすると、かなり驚きの価格でした。
公式からの価格でもあるため実際に発売されて多くの店頭・オンラインストアに出てくるともう少し下がるあ可能性もあるので、これはキャノンやってくれたな!って印象が強いです。
そして気なる発売予定日は
発売予定日:2018年10月下旬
予約開始日:2018年9月12日10時
予約日に関してはもうすぐです!
気になっている方は早めに予約しないとこれは何ヶ月になってしましそう。
ただここまで魅力的なカメラ本体で、RFレンズのラインナップも魅力的なのですが、レンズの価格帯には暗雲が立ち込めています。
RFレンズ 各販売価格と発売予定日
RF24-105mm F4L IS USM
販売価格:15万5,000円(税別)
発売予定日:2018年10月下旬
RF50mm F1.2L USM
販売価格:32万5,000円(税別)
発売予定日:2018年10月下旬
RF28-70mm F2L USM
販売価格:42万円(税別)
発売予定日:2018年12月下旬
RF35mm F1.8 マクロ IS STM
販売価格:7万5,000円(税別)
発売予定日:2018年12月下旬
一番最後に発売しるRF35mm F1.8 マクロ IS STMはまだリーズナブルなのに対して他はkなり高額になっています。
特に一番みんな気になるRF28-70mm F2L USMが42万はちょっと高すぎやしませんかね?
正直、F1.4とかのそれぞれの単焦点を買っても良い気さえするので、本体の倍の金額になっているレンズはちょっと微妙です。
まぁ、アダプターも販売されて従来のEFレンズも使用できるのでまずはそっちからってキャノンユーザーも多いかもしれません。
EOS R の欠点 手ブレ補正
これが一番の残念ポイント。
どうやら手ブレ補正はレンズ側の光学式に反応して本体が呼応するようです。
てことはこの手ブレ補正を完璧にするのは現段階で発表されている上記の4つRFレンズしか対応していないと言うことになります。
だからレンズが高いのかもしれませんが、ではアダプターをつけたEFレンズはどうなるのでしょうか?もちろん純正アダプターなので対応してくれるでしょうが、レンズの高額な値段を考えると、レンズ側に手ブレ補正の性能を託している部分も大きいように思われるので、フルの性能は発揮できないように感じます。
またソニーの場合の魅力の一つに、本体に手ブレ補正がついていることで、どこのレンズを使ってもマニュアルではあるけれど、そのレンズの性能を使えるって利点がありますが、キャノンの場合は全て自社製品で完結しているので、本体が安くても最終的な費用はかなりかかるはずです。
これは今までどこのメーカーを使っていたかにもよりますが、キャノン外のメーカーを使っていた方が、新規でフルサイズミラーレスに手を出すのはかなりキツイのではないかと思います。
キャノンも自社ユーザーを新たなベクトルに持っていくような戦略なのではないでしょうか?
まとめ
ともあれかなり注目機種ですし、今後ますます加熱フルサイズミラーレス市場。
動向には目が離せません。また気になる情報が入りましたら書いて見たいと思います。