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一眼カメラ・デジカメで逆光コントラスト撮影テクニック〜逆光で印象的なブラックアウト技術〜

ブラックアウトした女性

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普通に撮影していると、だんだんマンネリ化していくもの。

 

なんとなく変わった撮影とかしてみたいけど、イマイチ撮影方法がわからない。そんなことってあると思います。

 

実際変わった撮影方法と言っても、その状況で出来る撮影と出来ない撮影があると思います。なので今回は昼間の太陽が出ているときに出来るちょっと変わった逆光を利用した撮影テクニックをご紹介したいと思います!

 

逆光を使った撮影テクニック

逆光 雲

逆光の写真を撮る場合、更に強烈な逆光でカメラに採光すれば写真全体がブラックアウトします。

 

これを逆手にとって空の雲と太陽を透かして取れば黒い空の演出が可能になります。

 

つまり、はっきりとした入道雲であったとしても空全体がブルーカラーよりも更に黒く映るようになります。

 

この際にカメラの白黒ベースで撮ってみると、空の黒い雰囲気は異様な感じすら写真に表現できたりします。

 

ブラックアウトの現象を逆手にとることで、荒しのような空の雰囲気を明るい青空と空の雲で演出できて、これは写真というよりもデザインの技術としてあるもので、かつての白黒フィルム映画にも太陽された技術になります。

 

理論的には写真の露光時間をあえてシャッタースピードよりも多めにすることがテクニックになります。

 

マニュアル設定での手法ですが、露光や絞りの状態を広めに設定します。シャッタースピードを広げるよりも露光で広げた方がいいです。雲の遠景をクローズアップするために、望遠で雲の状態を強調撮影すると良いです!

 

また、雲の向こうに太陽が見え隠れする段階では、そのブラックアウトの様相で強烈なイメージがでます。

 

もし登山することがあって昼頃に頂上で撮影することが出来るならば、太陽を透かして雲を撮影するとき雲海の下であれば、その空のブラックの加味に荘厳な山の響きがします。

 

登山の頂上付近で空の色がスカイブルーではなくて紺碧の青になっているのは、この逆光現象になります。さえぎる物のない山の頂上などでは、カメラの絞り内部に多くの光が入ってきますので濃い青が表現できるのです。

 

この様な状態のやり方で水中から水面上部の太陽を撮影すれば、まるで紺碧の海の中のディープなイメージを撮影も出来たりします!

 

太陽のような強い光線を撮影すると撮影素子やフィルムとして、そのコントラストバランスがあえて不良状態になります。これにより通常のカラー彩色が素子やフィルムに入りきれなくなって、ブラック性が強調されるようになるのです。強い光に対して、そのシルエットの効果も高くなります。

 

雲の中では、その雲内部の太陽光線の筋のありかがまた協調的になりますので、雲間から指す太陽の光線を広大な大地と共に撮影するビッグサイズも可能です。

 

ただし室内撮影のものやモデル撮影では向いていません。若しくはガラスに太陽光のバックに女子のモデルであればシルエット効果のブラック性は協調できます。

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逆光でホワイトバランス調整

ブラックアウトした女性

逆光でホワイトバランスを調整して撮るような場合は、よりスタジオ設定ものとして撮影が可能です。

 

カメラの設備としても優秀な機材を使用すればよりドラマチックな撮影が可能になります。通常では、常時ストロボ・フラッシュストロボにより、モデルやモチーフの反射光の量を最大限にするのがふつうですが、あえて常時ストロボを逆光としてたいて手前のカメラからストロボを弱めにして撮影する方法です。

 

この際に、カメラ付属のフラッシュ撮影では前面にもモチーフに光があたりますので、モデル・モチーフのブラックアウトはできません。

 

その際はLEDなどで常時ストロボの弱めとして設置します。そして逆光の採光を太陽光や常時ストロボの強い状態で撮ります。

 

バック側からの常時採光は、その光源が見えてしまうと写真設定ができませんので透過性のフィルターを布などでかけておきます。

 

そして、バックのカバー布の向こうに強烈な光源として設置し、あえてモデル・モチーフにはストロボ光を遮ります。

 

その際に衣装・ファブリックの毛糸などが、まるで逆光で発行しているような高精細なカメラで撮れば、そのブラックアウトの雰囲気はさらに高まります。

 

髪の毛の一本まで撮影可能なカメラであれば、より空気感を演出できます。

 

そして、ドライアイスやスチームを設置すると、その空気の対流のよどみ感なども再現できますのでトライしてみてください!

 

モデルに産毛などがある場合は、逆にその逆光処理により鮮明にそれが撮影されますので特に注意が必要です。モデルの髪の毛のまとめかたを強調したい時には、そのブラックアウトとしても被写体の黒いイメージとかぶりませんので特徴づけが可能になります。

 

またブラックアウト状態のバック採光であれば、スタジオ内の埃の浮遊なども撮影することが可能です。ハウスダストの撮影には便利だったりします(笑)

 

あえて通常のカメラ撮影ではタブーと呼べる光学反応の撮影方法です。

 

これをあえて採用することにより危険な状況のデザイン写真や、よりモチーフのブラックアウトでシルエットのみの撮影をしたい時など特殊技術のテクニックとしては、よりデザイン的な仕上がりになります。

 

逆光でのホワイトバランスの撮影で、あとで画像編集ソフトでクリアにしたいところですが、カメラの光学ブラックアウトでは、彩色が素子やフィルムに多くあたりませんので、注意が必要です。

 

カラーバランスは低下しますのでブラック・ホワイト表現か着色に切り替えるのが良いです!

 

さらさらと書いてしまいましたが、たまにはいつもと違った撮影テクニックで、新しい発見をしてみてはどうでしょうか!

 

これからも変わった撮影テクニックをちょっとずつ紹介したいと思います!