カメラって機材が増えれば増えるほど、収納に困ったりしませんか?
さらに撮影したいシーンによって持っていくものは結構変わってきたりしますよね。
大きなカメラバッグに全てを詰め込んでおけば忘れ物をすることはなくても嵩張りすぎる。街でスナップがしたいだけなのに、これでは山でもいくのかといった見た目に。
バッテリーやストロボなどの照明機材は用途によって、サッと取り出してサッといつもの場所にコンパクトに分かり易く収納したい。
カメラメーカーのカメラケースはちょっとデザインが野暮ったいし、それぞれ揃えていくとお金もかかる。
そんな風に思ったことはないでしょうか?
私はあります。めちゃくちゃあります。
スナップもしたいし、家で照明機材を使って撮影もしたい、そんな撮影スタイルがバラバラであちこちでカメラを使っている私が求めていたものが無印良品で豊富に見つけました!
シンプルで良心的な価格でありながら格好いいカメラ機材を収納できるアイテムを紹介いたします。
無印良品のアイテムをカメラバック・ケースに
無印良品は言わずと知れた生活雑貨、衣服、食品を幅広く取り揃えたお店です。
特徴として店名にもあるようにアイテムの大半が無地でシンプルかつ機能的な良品が揃っています。
そんな無印良品ですが、カメラバックやケースはあるのかと言われたら、答えはNO。
無印良品自体が提案するものには、カメラに関する商品はありません。
ただし商品の機能をよく見ていくと、小分けできるように分けられた収納部分やメッシュ素材で中が見えるようになっていたりと、その用途以外にも使い勝手が良さそうなものがあります。
と言うか「カメラメーカーで売られているポーチより収納に適してるんじゃね」とすら思うほど。
そんなわけで試しにポーチを購入して見たところ、自分が求めていたものに限りなく近かったことから、大体の収納ポーチは無印良品で揃えてしまいました。
デザインもシンプルで格好いい。言うことなしです。
では実際に買ったアイテムと、どういったカメラ機材や照明機材を収納しているかを紹介します。
モバイルバッテリー・コード類の収納ポーチ
こちらの商品名は「ポリエステル吊るせるケース脱着ポーチ付き」で、本来は旅行先に持っていける洗顔クリームや化粧水などが入れられるアイテムです。
無印良品が提案する使用例はこんな感じ。
いやでもこれ「他にも絶対使えるでしょ」と。
私的にまとめておきたいモバイルバッテリーとコード類一式をまとめました。
こちらはどちらかと言えば普段使いのものを多く入れています。
カメラを持って出かける際には中をこんな感じにまとめれば、充電系の全てを一つに収められ、どこに何があるかが一目見ればすぐに分かるので便利です。
ブラック・グレー・ネイビーの3色展開でお値段が1,590円(税込)
かなり機能的なのに金額もロープライスで言うこと無しです。
大きさも縦12cm横18cmと小さすぎず大きすぎず、持ち運び安いサイズなので入れるカバンを選ばないのが良いです。
カメラポーチも勿論ですが、こちらは普段使いにも是非おすすめです。
私自身、会社に行く時のカバンの中にもモバイルバッテリー類の収納ポーチとして常に入れています。
ストロボ・照明機材の収納ケース
ストロボや照明機材って普段も落ち歩きたい時にどうされていますか?
私の場合、持ち運びたい照明機材はストロボ・ラジオスレーブ・リトラトーチ (コンパクト照明)の3点。
「ラジオスレーブ・リトラトーチ って何?」って方は、過去に記事にしていますのでご参考にどうぞ。
【Litra Torch レビュー】リトラトーチを6ヵ月使った感想。メリット・デメリットにストロボ代わりの意外な使い方も!
「ポリエステル吊して使える洗顔用具ケース」を見た時に「これストロボ入るんじゃね?」と思ったわけです。
さらに先ほどの「ポリエステル吊るせるケース脱着ポーチ付き」とは違う点として、形がしっかり固定されていて、多少のクッション性もあること。
ドンピシャで入りました!
これこれ!こう言うのを求めていました!
今までストロボを入れるケースを探していたのですが
こういったストロボ自体しか入らないなくて「ラジオスレーブどこに入れるんだよ!」ってアイテムだったり。
でかすぎ&オーバースペックすぎ!
て、ものばかりで中々お眼鏡に叶うものがなかったのに、ありました。
メッシュ部分でもう一つ収納できるスペースがあるので、ここにストロボにつける簡易のディフュザーだったり電池や充電コードが収められます。
よく見たら本当はあと2つ収納できる箇所がありますが、かなり薄く狭いスペースなので私は使っていませんが、後々になってこちらの部分も何かを収める良いアイデアが出てくるかも。
私が使っているストロボが「GODOX TT600」で縦19cm横7cm奥行き5cmでちょうど入るサイズなので、それ以下のサイズのものであれば入るはずです。
普段そのままストロボ・ラジオスレーブ・リトラトーチ を突っ込んでいますが、ジッパーをきっちり閉めた状態で特に音もしないので、気にするほどの衝撃や干渉はしていないと思います。
個人的には、このストロボ・照明機材ケースが見つけた時に一番嬉しかったかもしれません。
照明機材は割とかさばるし、かといってそのままガサッと入れるには機械が壊れるんじゃないかという懸念があったので、もうこれで心配する必要無し!
同じ悩むを抱える方がいたら、是非この方法をおすすめします!
スナップに最適なレンズ入れベルトポーチ
「今日は街を撮るんじゃい!」という必要最低限だけを持って行きたいと時におすすめなのがこちら。
流石にスナップといえど、ズームレンズや単焦点レンズ1本だけで行くのは不安が残ります。
せめてズームレンズと単焦点レンズ1本は持って行きたいところ。
そんな時にこの「ペン差し付ミニショルダー」が非常に便利。
価格も良心的な1,990円(税込)です。
こちらの良いところは後ろ側にベルトに通せるようになっていること。
カメラを持っているのにさらに何か持たなくても、ベルトポーチにしてもう一つのレンズをこちらに入れてしまえば、見た目にもスタイリッシュです。
ピークデザインから販売されている「Capture-LENS」でレンズをつける方法もありますが、こちらの商品は18,000円と結構な金額なのと「写真撮る気満々」な格好があまり好きになれません。
ウエストポーチって方法もありますが、野暮ったいデザインが多くピンとくるアイテムがあまりないんですよね。
その点この「ペン差し付ミニショルダー」はブラック基調のシンプルかつ、金具部分だけ光沢のあるシルバーなのでデザインも申し分ないです。
サイズ的にはそこまで大きくないので入るレンズは限られますが、割と長めの「TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXD(Model A036)」も入り(ボタンは止められませんが)、ズームレンズ+単焦点レンズをスナップに持って行きたい私にはドンピシャです。
無印良品アイテムまとめ
本来の用途は違う使い方の無印良品のアイテムたちですが、それも無印良品の機能美を考えたアイテムだからこそ成せることだと思います。
シンプルかつ機能的なアイテムはアイデア次第で色んな使い方ができるので当然といえば当然かも。
これら以外にもまだまだ用途に合わせた素晴らしいアイテムがありそうな無印良品に目が離せません。