
昨年タムロンよりSONYのGMレンズに匹敵するスペックを誇る「タムロン 28-75mm F/2.8 Di III RXD」の標準レンズが発売されたのが記憶に新しいところ。
今も尚、品薄状態が続いていることからも人気の高さが伺えます。
そんなタムロンから今度は広角となる「タムロン 17-28mm F/2.8 Di III RXD」のレンズの開発が発表されました。
またもSONYのGMレンズに匹敵するであろうスペックのレンズ!
これはSONYのカメラを使っているものにとって朗報とともに、購入には熾烈な争いになるやもしれません。
いや、確実になります。。
まだまだ未確定な情報が多い「タムロン 17-28mm F/2.8 Di III RXD」ではありますが、今から価格と予約開始日を予想することで、財布と相談しながら確実にゲットできるように対策しておきたいところです。
タムロン 17-28mm F/2.8 Di III RXD (Model A046)とソニー FE 16-35mm F2.8 GM (SEL1635GM)の比較
まずはやはり比較対象になるであろうSONY GMレンズ「FE 16-35mm F2.8 GM」と現段階情報から比較していきたいと思います。
タムロン 17-28mm F/2.8 Di III RXD (Model A046) |
ソニー FE 16-35mm F2.8 GM (SEL1635GM) |
|
焦点距離 | 17~28mm | 16~35mm |
開放絞り(F値) | 2.8 | 2.8 |
最短撮影距離(m) | 0.19 | 0.28 |
フィルター径(mm) | 67 | 82 |
外形寸法(mm) | 予想90? | 88.5 |
重さ(g) | 予想450? | 680 |
価格(税抜) | ? | 295,000 |
現状はこのような感じになります。
まだまだ分からない点も多いですが、外形寸法と重さに関してはある程度予想ができます。
上の写真は冒頭でもお話しした「タムロン 28-75mm F/2.8」と今回の「タムロン 17-28mm F/2.8」ですが、どちらもフィルター径が同じ67mmなことからおおよそサイズはこれであっていると思います。
「タムロン 28-75mm F/2.8」は外形寸法が117.8mmなことから、おそらく「ソニー FE 16-35mm F2.8 GM」と同じくらいの90mm前後で、タムロン 28-75mm F/2.8の重さが550gなことから、400~450gではないかと予想されます。
わかっていることで特記すべき点は「最短撮影距離」です。
タムロン 17-28mm F/2.8 Di III RXD 0.19m
ソニー FE 16-35mm F2.8 GM 0.28m
タムロンの方がワイド端の時により近くで撮影できる点です。
広角レンズなのであまり寄った撮影はしないように思うかもしれませんが、広角で寄った撮影をすると標準レンズとは画角の違う味の撮影ができます。
あえてそういった撮影もできることから寄れる方が撮影の幅が広がることからも、この差は魅力的と捉えていいと思います。
それならまだ価格の発表がないとはいえ、確実に「ソニー FE 16-35mm F2.8 GM」より安いであろう「タムロン 28-75mm F/2.8」の方がいいじゃん!ってなりそうですが、SONY GMレンズとの最大の差はAF機能にあると思います。
タムロン 28-75mm F/2.8も「RXD (Rapid eXtra-silent stepping Drive)」という高速・高精度のAF駆動が搭載されていますが、この「RXD」は「タムロン 28-75mm F/2.8」にも搭載されおり、比較となる「SONY FE 24-70mm F2.8 GM」と比べるとやはりSONYのGMレンズの方がいかなる時でもがっちり喰いついてくれる安定感があります。
逆に言えばAF機能の差以外には、そこまで大きな差は感じないと言えます。
プロカメラマン特に動物などを撮影される方だと、このAF機能の差で一瞬のベストショットが撮れるか撮れないかの差になるので大きな違いかもしれませんが、そうでない方にとっては気にならないとも言えます。
特に今回は広角レンズのため、風景などの撮影が主体であればさほどAF精度は気にしなくてもいい人が増える分、余計に狙っている人が多いかもしれません。
タムロン 17-28mm F/2.8の価格予想
やはり一番気になるのがその価格。
現時点では価格の発表はないものの「タムロン 28-75mm F/2.8 Di III RXD」で世間を驚かせた金額が今も品薄状態にしていることからも期待されているため、それ相応の驚きの価格での販売が予想されます。
私の予想ではズバリ¥110,000
この価格は「タムロン 28-75mm F/2.8 Di III RXD」の価格から予想しています。
昨年販売された「タムロン 28-75mm F/2.8 Di III RXD」はタムロン公式の価格で¥100,000(税抜)となっています。
この2つのレンズの価格差が
タムロン 28-75mm F/2.8 Di III RXD ¥100,000(税抜)
ソニー ズームレンズ FE 24-70mm F2.8 GM ¥278,000(税抜)
1/3にも迫る勢いの価格差です。
ソニーのレンズはもう少し前に発売されていることからAmazonなどの安い価格で販売されているところで¥220,000ほど。
それでも価格差は¥120,000も違います。
「ソニー FE 16-35mm F2.8 GM」がソニー公式の販売価格が¥295,000。
こちらを先ほどのタムロン 28-75mm F/2.8 Di III RXDとソニー ズームレンズ FE 24-70mm F2.8 GMの価格差で計算すると
100,000÷278,000=0.359の約36%なので
295,000の36%は¥106,200
またAmazonでの「ソニー FE 16-35mm F2.8 GM」の価格が¥243,000なので、同じ¥120,000を引いた場合の価格は¥123,000となります。
加えてタムロンは今年40周年を迎えることから魅せる価格にするのではという思いもあるので¥110,000と予想します。
このスペックでこの価格は破格すぎです。
でもタムロンはすでに前例を作って、周囲の期待もあるからこそこの価格にするのでは!という風に思うみんなの期待に答えてくれるはずです。
となると今度は気にしなくてはいけないのは予約開始日です。
タムロン 17-28mm F/2.8 Di III RXDの予約開始日
先に言ってしまうと私の予想は
販売日5月後半の予約開始日4月後半
こちらも「タムロン 28-75mm F/2.8 Di III RXD」の時の発売日と予約開始日からある程度予想しています。
「タムロン 28-75mm F/2.8 Di III RXD」は発売日が5月24日、予約開始日が4月27日からでした。
まだ現時点では「タムロン 17-28mm F/2.8 Di III RXD」時期が2019年の中頃とされていて不明確ではありますが、「タムロン 28-75mm F/2.8 Di III RXD」から1年後の5月頃に販売の可能性は十分にあることからの予想です。
「タムロン 28-75mm F/2.8 Di III RXD」は販売開始後、即完売で何ヶ月も入荷待ちが続く状態になる事態だったので、今回も売り切れになる可能性があるため確実に欲しい方は予約が必須です。
CP+2019に参考出品でさらなる情報があるか?
2019年2月28〜3月3日パシフィコ横浜で開催されるカメラの総合イベント「cp+2019」に「タムロン 28-75mm F/2.8 Di III RXD」が参考出品されることが決まっていることから、さらなる情報は、この「cp+2019」で発表されると思われます。
うまくいけばこの「cp+2019」で価格と販売日の発表があれば御の字です。
さらなるスペックの公開だけで止まるのか、ここで一気に注目を集める発表をするのか。
2月20日に公式が「タムロン 28-75mm F/2.8 Di III RXD」の情報公開したわけですから、ここから情報を間延びにするとは思えないので少なくとも価格か発売日の発表はあるのではないかと睨んでいます。
「タムロン 28-75mm F/2.8 Di III RXD」は購入して大満足のレンズでしたが購入できるまで何ヶ月も待ったので、今度の「タムロン 28-75mm F/2.8 Di III RXD」は予約してGETしたいと考えるSONYユーザーでした。