比較明合成・コンポジット撮影で星や花火を幻想的に撮影するテクニック

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composite-shooting

花火が何発も同時に打ち上がっているかのような迫力のある花火写真。

最近インスタなどのSNSでもよく見ますよね。

実際には連発花火でも空で同時に花開くということはないのですが、複数の花火写真をコンポジットすることで、そういった写真を作り上げています。

コンポジット撮影の方法についてみていきましょう。

比較明合成・コンポジット撮影とは

コンポジット(composite)とは合成の意味で、複数の写真を合成して1枚の写真を作り上げる撮影方法をコンポジット撮影と言います。

フィルム撮影では星の軌跡を撮影するには数十分間シャッターを開けるという撮影方法が主流でした。

しかし、この撮影方法では、シャッターを開けている間にわずかでも三脚が動けばアウトですし、懐中電灯や車のヘッドライトなどが一瞬あたっただけでもアウトです。

また、長時間シャッターを開け続ければ、それだけ露出設定が難しくなります

デジタルカメラでコンポジット撮影をすれば30秒程度のシャッタースピードで撮影した写真を合成するので、懐中電灯などの光が写り込んだ写真は省くことができます。

フィルムの合成は大掛かりな機械が必要だったりと手間がかかりましたが、デジタルデータはパソコンでソフトによって簡単に合成を行うことができるので、デジカメ時代になりコンポジット撮影はアマチュアでもできる撮影手法の1つとなっています。

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コンポジット撮影の活躍シーン

コンポジット撮影は星空撮影でよく使われますが、星空以外にも様々なシーンで活躍します。

花火撮影

最近、よくコンポジット撮影が使われているのが花火撮影です。

単発の花火も綺麗ですが、夜空いっぱいに複数の花火が広がる写真も魅力的です。

比較明合成を行えば、違うタイミングで上がった複数の花火を1枚の写真に収めることができます。

ホタル撮影

ホタル撮影ではコンポジット撮影が欠かせません。

ホタルの光はとても小さな光で、肉眼で見ると多くのホタルが瞬いている様子がわかるのですが撮影してみると、意外と写真に収まるホタルの光が少ないことに気づきます。

川沿いにいるゲンジホタルであれば、数秒の発光を繰り返しながら飛ぶのでコンポジットなしでもある程度の撮影は可能ですが、短い発光を繰り返すヒメホタルの場合は、ホタルの光が玉ボケ状に写るのでコンポジットして多くの光を1枚の写真に収めると見た目に近いホタル写真となります。

夜景撮影

夜景撮影では長時間露光が行われますが、数秒の露光時間があれば、十分街の灯りを撮影できるので通常はコンポジットはあまり行われません。

しかし、車のライトの軌跡を撮影するときはコンポジット撮影を行うことでより多くの軌跡を描くことができるので、道路に綺麗なライトの軌跡が描けます。

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雷撮影

雷、稲光もコンポジット撮影をすることで迫力ある写真になります。

コンポジットすることによって、複数の雷が同時にあちこちに落ちている様な写真になります。

トリックアート

懐中電灯を動かしなが長時間露光露光することで、暗闇に光の文字を描き出すアートがあります。

これも単純な長時間露光だけでなく、コンポジット撮影を行うことでより多くの文字を描くことができます。

モデル撮影

コンポジット撮影はモデル用語としても使われます。

compositeには合成以外にも混成という意味もあります。

モデルのプロフィールや様々な角度のカットを撮影し、まとめたカードのことをコンポジットカード、コンポジと呼びます。

その撮影のことをコンポジット撮影と呼びますが、当然ながらこの意味でのコンポジット撮影ではパソコンによる画像合成などは行われません。

ただ、コンポジット撮影はこちらの意味でも使われることがあるということを覚えておきましょう。

コンポジット撮影に必要なアイテム

では、コンポジット撮影に必要な機材をみていきましょう。

三脚

コンポジット撮影で欠かせない機材は三脚です。

どんなに高性能のカメラを持っていても、三脚なしではコンポジット撮影はできません。

長時間の連続撮影中になるべく動かないような頑丈な三脚が望ましくなりますが、とりあえず安いものでも、小さいものでも最低限、三脚は必須です。

カメラ

カメラはシャッタースピードを変えられるカメラであれば、一眼カメラでなくともコンポジット撮影できます。

最近ではスマホアプリでも比較明合成できるアプリがあるので、スマホでもコンポジット撮影は可能です。

しかし、星空や花火、夜景など長時間露光でなるべくノイズの少ない画像を撮影しようとするのなら、やはり一眼カメラ、できればフルサイズ一眼が望ましいカメラとなります。

タイマーレリーズ

コンポジット撮影で活躍するのがタイマーレリーズです。

タイマーレリーズはシャッターボタンを押すタイミングをタイマー管理できます。

レリーズに液晶のついているモデルがタイマーレリーズです。

レリーズを買う予定があるのであれば、タイマーレリーズにしておくとコンポジット撮影でも活躍してくれます

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比較明合成・コンポジット撮影方法

コンポジット撮影のやり方は、長時間露光とやり方は大きく変わりません。

しかし、コンポジット撮影ならではのポイントもあるので整理してみましょう。

シャッター間隔はタイマーレリーズか連写

コンポジット撮影では連続的に撮影を行うので、タイマーレリーズでシャッター間隔を調整することがポイントになります。

タイマーレリーズがない、通常のレリーズであれば、連写モードにしてレリーズボタンを固定することで連続的に撮影が可能となります。

ただし、その場合は枚数管理が自動でできないので、自分で撮影時間をチェックして何枚の写真を撮って使うのか管理する必要があります。

いずれにせよ、コンポジット撮影をするときは同じ画角で複数の写真が必要となるので、カメラのシャッターボタンを直接押すのではなく、レリーズでシャッターを切ることが必要となります。

JPEG撮影

通常、一眼カメラで撮影するときは、後で編集作業をするときに編集の幅を広げるためにRAW撮影を行いますが、コンポジット撮影の場合はJPEGで撮影したほうが、記録メディアやカメラへの負担が少なくなります

大量の写真を撮影後に現像する手間や、パソコンで大量の画像を扱うときのメモリー不足などを考えると、撮影時点でJPEG保存しておいた方が扱いやすくなります。

バッテリー管理

その他の撮影中の注意点としてはバッテリーに注意しましょう。

複数の写真を連続で撮影するコンポジット撮影ではバッテリーの減りがかなり早くなります。

バッテリーグリップを装着して容量を増やしたりUSB給電が可能であれば外部バッテリーの準備をすると良いでしょう。

そういった準備がなければ、バッテリー容量が撮影枚数の限界を決める条件となります。

少なくともバッテリーは撮影前に満タンにしておくことが大切です。

比較明合成のやり方

コンポジット撮影の最後の仕上げは撮影した何枚もの写真をパソコン上で比較明合成することです。

比較明合成はPhotoshopで簡単に行うことができますが、専用ソフトの方が一括で操作できるのでやりやすくなります。

比較明合成専用ソフトはフリーソフトでもあるので簡単に手に入れることができます。

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