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レンズ沼から脱出するには!ハマらないために覚えておきたい3つの方法

レンズ沼にハマらないサムネ

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「レンズ沼」それはもうカメラ好きなら誰もがハマってしまう恐ろしい沼。

レンズ沼の恐怖サムネレンズ沼の恐怖!ハマってしまう人のパターンと特徴とは。あなたも気づかぬうちにハマってます

知らず知らずに深みにハマってしまうその恐ろしさは以前の記事でも書きましたが、ではこの「レンズ沼」から脱出する方法はあるのでしょうか?

 

あります!

よく言われる「お金がなくなったから」という破滅的なパターンではなく、写真のクオリティーも上げつつレンズ沼から脱出する方法が!実際に私もその方法を取ることでレンズ沼の誘惑から自然と脱出しました。

 

3つの方法がありますが、私の場合は3つの方法すべて実践していますが、正直1つの方法でも効果はあります。この方法たちは良い写真を撮るために「レンズの性能」だけに頼るのではなく、それ以外の技術を身につけることで、写真をさらに楽しく磨きをかけるといったテクニックです。

 

それではその3つの方法を紹介して行きましょう!

高くてもいいズームレンズを買う

レンズ

「レンズの性能」だけに頼るのではなく〜といった矢先にレンズの話なのですが、やはり高性能な「ズームレンズ」を持っておくことは汎用性が高く、ボケ味の効いた写真からシャープなキレのある写真まで、それ1本で撮影することができます。

高性能なズームレンズだからこそ、しっかり使えばほとんどの自分がイメージする撮影が可能なはずなので、もうレンズの性能が良くないからと言った言い訳は御無用になるわけです。

タムロン 28-75mm F/2.8 Di III RXD ソニーEマウント用(Model A036)

私の場合、高性能なズームレンズとしてはTAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXDを使っていますが、標準ズームレンズと比べてダンチで写りが違います。

バラ

前に撮影した撮って出しの写真ですが、F2.8の開放で撮るとピントを合わせた部分はハッキリと描写されて、ほかは綺麗なボケ感が生まれています。もうこれだけ描写できれば正直十分かな、と思います。

 

ある程度の設定でこれだけ写してくれるのですから、ここから先はもっと技術を磨けばいいのです。これをさらにレンズだけで追い込もうとすると、レンズ沼にハマるのです。

SONY ソニー FE 24-70mm F2.8 GM SEL2470GM

このTAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXDはソニーの大三元レンズ「SONY ズームレンズ FE 24-70mm F2.8 GM」に匹敵するくらいの性能を持ちながら、サードパティのレンズなので価格が10万を切るレンズです。

正直なところ「SONY ズームレンズ FE 24-70mm F2.8 GM」と比べるとオートフォーカス精度に結構な違いがあるように感じますが、写りに関しては文句なしです。

 

このレンズで思い描いた撮影が出来なかったら、それは自分のせいだと思います。

ボケ味をもっと出したいならF値開放だけでなく離れてズームにすればいいし、広角で撮りたいなら28mmである程度は撮れる。ここをもっと広く撮りたいから、さらに広角のレンズを買うより、いかに切り取るかを考える方が腕が上がるはずです。

「無い物ねだり」しないために、高性能なズームレンズはまさにうってつけです。

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レタッチ・加工を覚える

レタッチ

出典:Adobe

レタッチ・写真加工を覚えると写真をどう表現するかの幅が広がり、これもレンズ沼にハマらない一つの方法です。

特にRAWデータ」での撮影から現像を覚えると、撮影自体の仕方が変わってきます。「RAWデータ」とは「生」のデータのことで、よく聞く「JPEG」とはその「生」のデータから現像したデータ形式のことです。

もっと簡単に言えば「RAWデータ」であれば、撮影時に設定していたホワイトバランスや色味も全て後から変更することが可能です。

 

そのため、後からレタッチすることも加味して撮影するので、撮影時に下手に設定を追い込む必要が少なくなります。

 

もちろんレタッチしなくても良いほどに完璧な撮影ができれば言うことなしですが、その為に多くのレンズを持っていったり、レンズを付け替えている時に最高の撮影タイミングを逃して微妙なものを頑張って撮影するよりも「今しかない瞬間」に臨機応変に対応できる方がいいと思います。

 

「後でレタッチ」と考えると、なんとなく「その場を切り取った」感は損なわれる気がきますが、デジタルカメラは「JPEG」で撮影した時点でその時の設定とメーカーの色味を変換して現像しているので、あくまで自分の主観が反映されています。

 

フィルムカメラであればメーカーの風合いも含めて、後戻りの出来ない「その場限りの1枚」を感じることが出来ますが、せっかくデジタルカメラを使っているのであれば、それも含めての撮影と考えてもいいのではないでしょうか。

そう考えればレンズだけに頼ることなく現像までイメージして撮影することで、カメラや写真への考えが深まり、もっと良い写真が撮影できるようになります。

ちなみにレタッチや加工をするソフトとしては、各カメラメーカーからダウンロードをすることも出来ますし、AdobeのLightroom「Photoshop」などでも行うことが出来ます。

「Photoshop」はデザインにも使用するソフトなので少し専門性が高いのですが「Lightroom」は写真の現像に特化したソフトなので、スライダーを動かしたりするだけの直感的な操作である程度のレタッチが可能です。

 

背景のいらない部分を消したりなど加工もできるので、現像時に自分の理想とする写真に追い込むことも出来ます。

フォトプラン

Adobeの「フォトプラン」であれば「Lightroom」「Photoshop」とサーバーに写真が保管できるストレージを含めて月額980円(税別)から使用することができますし、1ヶ月無料のお試しプランもあるので試してみるのもおすすめです。

写真を表現するという新しい魅力を感じることができます。

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ライティングをこだわる

最後に3つ目の方法が「ライティング」にこだわることです。

「スナップ」や「風景」写真になると使う機会が少なくなるかもしれませんが、プロも上手いカメラマンも皆さん言われているのが「光」をいかに取り込むかが写真を魅せる上で一番大事と仰られています。

写真の撮影自体が光を取り込むことで成立しているので当然と言えば当然なのですが、ブツ撮りなどをすると「光」がいかに重要かよくわかります。

ライティングなし

例えばこんな写真で一箇所だけライトの光があって他が暗い状態で、カメラの設定を明るくしても今度はライトの部分が白飛びしてしまうので「ライティングなし」では限界があります。

ライティング有り

それを「ライティングあり」で上手く全体に柔らかな光を当てながら撮影すると、全体をハッキリと写しながら、ライト光もしっかりと表現できるようになります。

結局「ライティング」を覚えると、「光」がどのような当たるとどう表現できるのかが分かってくるので、後々「スナップ」や「風景」写真でもどう太陽光を使う方がいいのか分かってくるので、写真自体も上達します。

 

私も計算して全てが分かっているわけではないのですが「ライティング」をどう当てるかによって同じ撮影をしても表情が一気に変わるので、「光」の奥深さを考えると楽しくなります。

ilkoallexandroff非公開: イルコアレクサンドロフ【光の魔術師】が使うカメラや機材に写真・インスタやwikiにないプロフィールまで知り尽くす

実際プロカメラマンのイルコ・アレクサンドロフさんは「光の魔術師」の異名の通り「ライティング」を駆使した撮影を得意とされていますが、インスタでは本アカウントの他に、スマホのみで撮影されたアカウントもお持ちです。

イルコモバイル

参考 写メラマン・イルコ【All Shot On iPhone】

こういった写真を見ると、いかに「光」が大事でカメラやレンズの性能に頼らなくても良い写真が撮れることがわかります。

レンズ沼にハマらないための3つの方法まとめ

  • F値の高い性能の良いズームレンズを買う!(明るさ十分・画角も変えれるから写真の出来をレンズのせいに出来ない)
  • レタッチ・加工をマスターすれば表現の幅が広がる(Adobeのフォトプランがおすすめ!写真を生かすも殺すも自分次第)
  • ライティングを覚えればもっと写真の幅が広がるし自然光への理解も深まる(ストロボは多くのシーンでも活用できる)

どうせならどんなカメラでも良い写真が表現できるようになると、最高に格好いいですよね。

そんなわけで今回は「レンズ沼」にハマらないため、そして脱出するための方法を3つご紹介しました。

 

どれも写真をもっと上手く表現する方法なので覚えておいて損はありません。むしろ上手くなる上でいつか通るであろう技術なので、1つと言わず3つ全てマスターすれば飛躍的に写真の腕が向上すること間違いなしです!