商品写真の色が実物と違うときは、撮影時の光、編集設定、見る画面を順に切り分けます。ホワイトバランスだけを動かしても、照明の混在や画面側の設定が原因なら、別の色まで不自然になる場合があります。
すべての端末で完全に同じ色を保証することはできません。それでも撮影条件と確認方法をそろえることで、不要なばらつきを減らせます。
実物と写真を比べる環境をそろえる
実物を暖色照明の下で見ながら、青白い画面と比較すると判断しにくくなります。まず商品の色を確認する照明と、編集する画面の明るさ・色の補正機能を整理します。画面の夜間表示などで色が変わっていないかも見ます。
記憶だけで合わせず、実物や撮影時の基準写真を手元で確認します。光沢のある素材は見る方向で色や明るさが変わるため、写真と同じ角度でも観察してください。
照明を一種類に近づけて試写する
窓光と室内の電球を同時に使うと、左右で異なる色かぶりが出る場合があります。一方を消す、撮影位置を移すなどして光を整理し、一枚撮って比較します。
同じ色温度の表記でも、光源によって商品の見え方が一致するとは限りません。特定の布や鮮やかな色だけが再現しにくいときは、別の光源で試すと原因を分けやすくなります。
基準カードを使い、彩度の調整を急がない
無彩色の基準カードを商品と同じ光の下で撮影しておくと、色かぶりを補正する手がかりになります。一般の白い紙は必ずしも無彩色ではなく、白飛びしていれば基準として使いにくくなります。
まず露出とホワイトバランスを整え、次に必要な色だけを確認します。商品の色を鮮やかにするため全体の彩度を上げると、包装や背景まで変わり、実物との差が増える場合があります。
書き出したファイルでも確認する
現像画面だけで判断せず、書き出したファイルを通常の閲覧アプリと掲載先で確認します。Web用では依頼先の指定を優先し、一般的な確認用にはsRGBで書き出して比較する方法があります。
色が変わる段階を記録します。編集画面から違うのか、書き出した後か、特定のスマホだけかが分かると対処しやすくなります。難しい商品は確認用の一枚を先に共有して仕上がりの方向を合わせましょう。
よくある質問
RAWなら実物と同じ色になりますか?
RAWは補正の余地を残せますが、照明や閲覧環境の問題を自動で解決するものではありません。
スマホで違って見えたら編集し直すべきですか?
一台だけを基準にせず、画面設定と元ファイルを確認します。修正前に差が出た段階を特定してください。
次に試すこと
同じ商品を窓光だけ、室内照明だけで撮り、基準カードと一緒に色の違いを確認してください。




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