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カメラ初心者におすすめの絞り・シャッタースピード・ISO感度の早見表!図解で見れば簡単にわかる

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絞り・シャッタースピード・ISO感度。

カメラの撮影においてもっとも重要で、慣れることで自分の想い描く写真をうまく表現できるようになります。

 

むしろこれらを理解しないで、思った通りの写真を撮影するのは不可能と言ってもいいのではないでしょうか?

 

カメラ初心者のうちって、このあたりを何となく分かっているつもりなのに、いざ撮影してみるとイメージしたものと違う感じになってしまいつまづくことってあると思います。

 

それぞれがどう言った役割で設定を変えるとどのようになっていくかが、パッと見てわかるものがあれば便利ですよね?

 

そんなチートシートを紹介したいと思います!

設定変化がわかるフォトチートカード

チートカード

「フォトチートカード」

英語ですがイメージ図で分かりやすく記載されているので、それぞれが設定ごとにどう変化するかが一目瞭然です。

 

こちらのチートシートはハンブルグのフォトスポットブログを運営されているダニエルさんという方が作成されたものです。

 

誰でも無料でダウンロードできるので気に入った方は「フォトチートカード」からダウンロードしてみてください!

 

こういった早見表って作ろうと思えば作れますが、なかなかこうもシンプルに分かりやすくなっているのってないですよね。

 

特に自分自身が理解してしまうと必要なくなってしまうので、誰かに教えたりするときは口頭や文章ベースが多いので、これからカメラを始めたい人にとっては鬼門となってきます。

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チートカードの簡単な見方

これだけ紹介されて「はい、どうぞ!」と言われても、もう少し突っ込んで教えてくれなければ意味がわからないよという方もいると思いますので解説していきます。

 

このチートカードですが分かっている人からすると当たり前のことなのですが、唯一大原則の一つが記載されていません。

チートシート

分かりやすく日本語に少し手直ししましたが重要なのはこのチートカードの見方として、「左側から暗く右になると明るくなる」ということです。

 

この原則が分かった上で、この3つの設定をうまく活用することでシーンに応じた撮影ができるようになっているわけです。

 

絞り(F値)

絞り

絞りは値が小さければ小さいほど全体にピントが合い、大きくすればするほどピント以外の部分がボケていきます。

猫ボケてる

一眼レフカメラの醍醐味と言えるボケ味の効いた写真は絞りを大きく開放状態にして被写体にのみピントを合わせることで表現することができます。

 

ですが絞りのみ開放にしたからといって上の猫の写真のようになるとは限りません。

猫ボケてる暗い

実際の猫のいる場所が暗いところであれば、絞りを大きくしただけでは明るさが足りないことが往々にしてあります。

 

では他の設定も明るくしなければいけないのですが、ここで状況によって変更して行かなければなりません。

猫設定

絞りはボケさせたいので開放で確定させたとして、残りのシャッタースピードISO感度ですが、猫が少しでも動けばブレてしまうのでなるべく速度は早くして、そのぶん画像の劣化を覚悟してでもISO感度を上げなければなりません。

 

ここがシーンの状況と設定のせめぎ合いです。

 

猫を捉えられるギリギリまで速度を遅くして、その代わりにISO感度を下げる方法もあります。

 

こういったことを理解しておくとカメラを半分オートの設定にしたい場合において、どのオートを優先すべきか分かります。

 

この状況で絞り優先モードにしてしまうとシャッタースピードが遅くなる可能性が高くなります。

 

それであればシャッタースピード優先モードの方が最悪ブレだけは確実に避けられるので、まだいいと思います。

 

ただここまで理解してくるとマニュアルモードの方が、今どう撮影したいかの最適化できるので案外マニュアルの方が楽になってきます。

シャッタースピード

シャッタースピード

シャッタースピードは早ければ早いほど一瞬を切り取るのでピントが合わせやすく、遅くなればその分ブレる可能性が高くなります。

soccer-1457988_1920

絞りである程度の説明をしたので補足程度になってきますが、サッカーの試合など常に動き回っている被写体を撮影する場合においては、ピントをバチっと合わそうとすると相当なシャッタースピードが要求されます。

サッカーの設定

ここまできた時にもっと明るい写真を高解像度に撮影したければ、そこからはカメラの性能によってきますので設定ではどうにもならなくなってくる場合もあります。

 

まぁだからこそ高いカメラやレンズがあるので、こういったシーンを撮影すると自分が持っているカメラやレンズの性能がどこまで通用するものなのかが分かってきます。

 

ISO感度

ISO

ISO感度は低いほど画像が鮮明で、ISO感度をあげるほど画像は劣化していきます。

landscape-176602_1920

風景などで明るい場所を撮影する場合は、なるべく綺麗に撮影したいのでISO感度を低く設定したいところです。

風景の設定

また風景写真などの場合は全体にバッチリとピントがきていて欲しいので、絞りを小さくしていきます。

 

そうすると絞り・ISO感度が共に暗めの設定になってしまいますが、動くものがないのでシャッタースピードを遅くすることで明るさを確保することができます。

 

ISO感度は簡単に明るくすることができますが、そのぶん画像の劣化のリスクが付きまとうので、シーンに応じて出来るだけ低くする方が綺麗な写真を撮影できます。

 

フォトチートカードのまとめ

・絞り

・シャッタースピード

・ISO感度

それぞれは単体ではなく、シーンに応じてどういう設定にすればいいか深く関わってきます。

 

そのためこっちを立たせればこっち立たずみたいなことは、よくあることです。

そんな時に意味をハッキリと理解できていれば、どれを優先させるべきかわかるのですが、曖昧にしてると大事な場面で焦ってしまいます。

 

チートカードを忍ばせておけば、そんな状況に陥っても慌てることなく落ち着いて確認することが可能なので、まだ完全に自信がないって方におすすめです!